動物をかわいいと思うってどういうこと? まさか人間以外に愛情を感じる日が来るなんて

 お笑い芸人さんに一緒に暮らすペットを紹介してもらう連載「お笑い芸人の“うちの子”紹介」。第26回はマルチに活躍するバービーさん。

 以前は動物と暮らすことすら考えられなかったというバービーさん。ポメラニアンとプードルのミックス(ポメプー)の神くん(オス・11カ月)との出会いによって、その考えは一変。今ではいなくてはならない存在になっていると話します。

 取材現場へ同行した神くんは、インタビュー中、その場にいるスタッフ全員へ近寄って挨拶をしたり、部屋の中を全力疾走したりと元気いっぱい。そんな神くんの様子を心配そうに見守りながら、一緒に暮らして変化した心情について語ってくれました。

取材中、お利口に過ごす神くんのオフショット集(全26枚)

うちの神はZ世代みたいなところがある

――神くんと暮らし始めて、どれくらい経ちますか?

 半年ちょっとくらいですね。だけど、たった半年とは思えないくらい意思疎通ができてるというかマブダチ感があります。夫と3人で暮らしてるんですけど、私と神ちゃんは対等な関係で、且つ考えていることが一番通じ合う関係で。「ウンチしたよ!」とか報告しに来てくれますし、2人のときはずっとおしゃべりしてますね。

 それに、神ちゃんは性格が犬っぽくない。ドッグトレーナーさんには「犬は主従関係が絶対だ」と言われたんですけど、彼はなんだかZ世代っぽいというか。主従関係らしく上から命令すると、理解はするけどやりたがらない(笑)。褒めてからお願いすると素直に聞いてくれます。

 神ちゃんから見た力関係だと夫がいちばん上のはずなんですけど、彼は神ちゃんの求めている褒め方をしないので夫の言うことは全然聞かないですね(笑)。

――すでに関係性を築かれたとのことですが、暮らし初めた頃の距離感はどんな感じだったんですか?

2023.05.31(水)
文=高本亜紀
撮影=石川啓次
スタイリスト=谷口 夏生
写真=バービー