結婚の予定がある、現在妊娠中の女性なら
<近々結婚をするB子さん>
婚約が決まっているB子さん。結婚後はすぐに子どもが欲しいと思っています。こんなB子さんにおすすめの医療保険は「都民共済」の「生命共済 総合保障型」です。
おもな保障内容(18歳~60歳)は病気での入院の場合、1日目から124日目まで1日あたり4500円(事故での入院の場合、1日目から184日目まで1日あたり5000円)、死亡・重度障害の場合は病気で400万円(交通事故1000万円、不慮の事故780万円)の保障があります。その他、事故での通院の際などにも保障があります。満18歳~満64歳の健康な人が申し込むことができ、毎月の掛金は一律で2000円です。決算で剰余金が出た場合は「割戻金」として掛金の一部が戻ることもあります。申し込みは銀行の窓口や郵送などで行います。東京都以外にお住まいの方や勤務地が東京都でない場合は、県民共済を活用しましょう。
また、「都民共済」の加入者向けサービスで「ブライダルプラザ」があります。挙式、ウエディングドレスのレンタル、指輪、インテリア、ハネムーンなどの割引サービスを受けることができるのでたいへんおトクです。赤ちゃんができた後も、ベビーカー、勉強机、ランドセル、五月人形などの割引もあります。
<妊娠中のC子さん>
最近、第1子の妊娠が発覚したC子さん。C子さんは医療保険には入っていませんでした。前回、妊娠中は医療保険に入りにくくなるということをお伝えしました。そんななか、「ライフネット生命」の「じぶんへの保険」は妊娠週数に関係なく加入でき、加入後すぐに保障の対象になります(健康状態や妊娠の経過に問題がない場合)。C子さんのように妊娠が発覚した後で医療保険に加入したいという人にはおすすめの医療保険です。
30歳女性の毎月の保険料は1583円です(入院給付金日額5000円、保険期間・保険料払込期間 終身、1回の入院限度日数60日)。一生涯の保障ですが毎月の保険料は安価です。出産後ママになっても病気やケガの保障として幅広く利用することができます。申し込みはインターネットなどで行います。
インターネットや通販で申し込みができる医療保険や共済は一般に保険料が安価です。申し込みの際に自分で健康状態を自己申告するなど、やや手間はかかりますが、毎月の保険料を低く抑えることができるのは魅力的ですね。
Column
花輪陽子の「大人のマネー塾」
大人の女性なら知っておきたいマネーの知識を、普通のOLからファイナンシャル・プランナー(FP)になった、花輪さんが教えます!
2013.12.08(日)
text:Yoko Hanawa
photograph:Fotolia