この記事の連載
- リゾナーレ熱海 前篇
- リゾナーレ熱海 後篇
大人も子どもも一緒に楽しめる魅力的なコンテンツがいっぱい
「森の空中基地 くすくす」は、クスノキの巨木が生い茂る急斜面の森を思い切り楽しめる屋外スペース。大人は子どもに戻り、子どもは冒険家になれる場所です。豊かな森の自然にのんびり癒されたり、子どもと一緒になって汗を流したり。過ごし方はあなた次第。
森を象徴するツリーハウスは、樹齢300年超、高さ22.5メートルにもなるクスノキの巨木をベースにしたもの。面積で言えば国内最大規模、世界でも指折りの大きさを誇ります。ネスト(巣)を思わせる独特のフォルムは、日本のツリーハウスクリエイターの第一人者・小林崇さんが手掛けています。
森を生かしたアクティビティにもぜひ挑戦を。心身をときほぐす深呼吸ストレッチや、ツリーハウスを貸し切る樹上のティータイム(宿泊予約の際の予約がベター)、ウッドデッキで味わうコーヒーも魅力です。体を動かすのが好きなら「森の空中散歩」へ。地上9メートル、全長84.7メートルの樹上アスレチックコースはスリル満点です。
春は、森がイースター仕様に衣替え(3月11日~4月21日)。ツリーハウスでの「樹の上のイースターパーティー」や、森を歩きながらスタンプを集める「イースタースタンプラリー」も楽しめます。
「星野リゾート リゾナーレ熱海」は、子どもの”旅デビュー”にも最適なホテル。伊豆七島をモチーフにした9階の吹き抜け空間「アクティビティラウンジ」は、親子一緒に楽しめるエリアです。
ホテル内とは思えない大型のクライミングウォール「親子の北壁」では、文字通り親子でクライミングに挑戦。オリジナルキーホルダーやフォトフレームなど様々なクラフトキット(1セット500円~)を使って、クリエイティブなひとときを過ごすのもおすすめです。
このほか、小型のクライミングウォールやボールプールのあるキッズルーム、室内プールも。フロアの一角にある体験型ギャラリー「NATURE WINDOW」は、熱海の海や森に生息する生き物、生活する人々についての展示が面白く、大人も見入ってしまいます。
「ソラノビーチ Books&Cafe」は、オーストラリアから取り寄せているという白砂を敷き詰め、窓から広がる海と空を眺めるアーバンリゾートエリア。海や旅をテーマにした約300種類1,000冊の本から好みの本を手に取り、ドリンクを片手に、ソファやビーチチェア、カバナなど、思い思いの場所で優雅な読書タイムを過ごすことができます。
原則的に、21時以降は入場を12歳以上に制限。静かに熱海の夜景を楽しめるのも嬉しいはからいです。慌ただしい毎日のなかで、読書の時間をまとめて取るのは難しいという人も、この機会にどっぷりと本の世界に浸ってみませんか?
想像を超えて、記憶に残るリゾートホテル「星野リゾート リゾナーレ」。大人のためのファミリーリゾートをコンセプトにデザインされた個性的な空間、豊富なアクティビティは、いつ誰と行っても快適です。
よく知っているつもりの観光地でも、新たな魅力を発見できるはず。次回後篇では、夜とはまた別のレストランで楽しむ大充実の朝食と、周辺の立ち寄りスポットもご紹介します。ぜひご覧ください。
熱海名物の花火と海の青を基調にデザインされた、大人のためのファミリーリゾート。
星野リゾート リゾナーレ熱海
所在地 静岡県熱海市水口町2-13-1
電話番号 050-3134-8093(リゾナーレ予約センター)
宿泊料金 2名1室利用時1名 24,000円~(朝食付き)
客室数 81室
チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
アクセス 車:東名高速道路厚木I.C.より車で約70分、電車:JR東海道線 熱海駅から送迎バスで約20分
https://risonare.com/atami
●Wi-Fiあり
Column
ディスカバリーのその先へ 星野リゾートで体験する、新しいニッポンの魅力
日本全国、その土地土地の魅力合わせた宿泊提案をする星野リゾート。その星野リゾートでの宿泊体験を通して、日本の魅力を再発見してみませんか?
2023.03.10(金)
文=伊藤由起
撮影=榎本麻美