輝く兎や、国内外の地域性を感じるランタンが見どころ

◆中央展区(メイン会場)

スペクタクル月ウサギの後ろ姿。天に導かれるかのように、テクラビットに光が空へ照射されています。
スペクタクル月ウサギの後ろ姿。天に導かれるかのように、テクラビットに光が空へ照射されています。
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　国父紀念館の建物全体がクラシカルなランタンモチーフに装飾され、敷地内の中心にメインランタンの「玉兎壯彩(スペクタクル月ウサギ)」が設置されています。

　またサブランタンとともに「国際友情ランタンエリア」が用意され、日本の各自治体がデザインしたランタンなどが楽しめます。

台湾らしい龍をモチーフにしたサブランタンのひとつ「蟠龍獻瑞(吉祥を招くとぐろ龍)」。吉祥と幸福を祈願する作品です。
台湾らしい龍をモチーフにしたサブランタンのひとつ「蟠龍獻瑞(吉祥を招くとぐろ龍)」。吉祥と幸福を祈願する作品です。
台湾企業や友好関係を持つ海外の自治体などが、それぞれの地域の特徴を生かしたランタンを展示しています。
台湾企業や友好関係を持つ海外の自治体などが、それぞれの地域の特徴を生かしたランタンを展示しています。

台北の歴史と文化を感じる展示が美しい

◆源展区

池に浮かぶ星の島に住む女性をモチーフにした光のオブジェ。背景のビル群とともに美しい風景を作っています。
池に浮かぶ星の島に住む女性をモチーフにした光のオブジェ。背景のビル群とともに美しい風景を作っています。

　松山文創園区全体を会場として、100年以上の歴史を持つ台北のルーツをたどる展示を行っています。さまざまな歴史と文化の融合がイノベーションの源ともなっている台北の姿を垣間見られるような展示です。

「和祖靈對話的路徑(祖霊との対話の道)」。先住民の重要な精神文化の象徴である、焚き火と立ち上る白い煙をモチーフとした作品。
「和祖靈對話的路徑(祖霊との対話の道)」。先住民の重要な精神文化の象徴である、焚き火と立ち上る白い煙をモチーフとした作品。
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2023.03.07(火)
文・撮影＝矢作晃之

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