この記事の連載

金沢ならではの朝食もおやつも「OMOカフェ」なら気軽に楽しめる

◆テンション⤴ポイント⑨

 ホテルの1階には、朝食からティータイムやバータイムまで1日を通して利用できる、カジュアルな雰囲気で居心地のよい「OMOカフェ」があります。

 朝食には、片町をゆっくり散策しておいしいものを食べて飲んだ翌日にぴったりのメニューが用意されます。メイン料理を全5種類のリゾットとクロックムッシュの中から1品選び、サラダバー・スープ・ヨーグルト・ドリンクをセルフで楽しめるハーフビュッフェスタイル。

 私はメインに棒茶を出汁に使った「棒茶と生麩のリゾット」をチョイス。ご飯が湯葉で包まれていて、その上に棒茶を煮だしたトロトロの餡がたっぷりとかかり、一口食べると口いっぱいにお茶の香り広がります。揚げた生麩をあられで覆った「生麩カツ」が添えられていて、もちっとした生麩と、カリっとしたあられの異なる食感が絶妙。ワサビが添えられていて、味の変化も楽しめます。

◆テンション⤴ポイント⑩

朝食「OMOrning(オモーニング)リゾット」

営業時間 7:00~10:00(9:30 L.O.)
料金 1,600円
予約 不要

◆テンション⤴ポイント⑪

 ティータイムには、金沢で親しまれている食材を使用した和洋のメニューが揃っています。

 おすすめは、加賀伝統野菜の五郎島金時を使った「五郎島金時(サツマイモ)のモンブラン」。五郎島金時のクリームを自分で絞って仕上げる体験型スイーツで、自分の手で仕上げるのは楽しく、絞りたてのおいしさは格別です。

 金沢の名産・棒茶を使った「棒茶あんみつ」もおすすめのメニューのひとつ。棒茶を使った寒天や、白玉・豆・フルーツなどが入っていて、棒茶を使ったシロップをかけていただきます。

 一緒にいただいた「水出し棒茶」は棒茶を凍らせた氷が入っているため、時間が経ってもお茶が薄まらず、最後まで棒茶の味わいを堪能できます。

カフェ&バー

営業時間 11:00~23:00(22:30 L.O.) 
平均予算 500~1,000円 
予約 不要

2022.09.17(土)
文=佐藤由樹
撮影=橋本 篤