なかなか思うように旅行ができず、「旅に行きたい!」熱が高まっている方も多いのではないでしょうか?

 特集では、日本各地の観光のプロに、その土地ならではの秋の絶景・風物詩についてアンケートを実施。

 今回は、CREA編集部が選ぶ、石川県の秋の風景4選をご紹介します。

 日本にはまだまだ知られていない絶景がそこかしこに。この先の旅の候補地にぜひ。

» 日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆太陽が丘のメタセコイア並木

 金沢市郊外にある太陽が丘ニュータウンのメタセ大通りに、約1キロメートルにわたって続くメタセコイア並木。

 金沢を代表する並木道であり、紅葉の名所としても有名。毎年11月中旬頃になると、道の両サイドに立ち並ぶメタセコイアの巨木が色づき、視界を鮮やかなオレンジ色で埋め尽くす。

 このフォトジェニックな景観はSNSでも評判となり、紅葉シーズンには写真撮影に多くの人が訪れる。

太陽が丘のメタセコイア並木(たいようがおかのメタセコイアなみき)

所在地 石川県金沢市太陽が丘
https://www.hot-ishikawa.jp/spot/21472

◆アメリカ楓通り

 アメリカ楓通りは、金沢市役所前と金沢城公園玉泉院丸口の間にある並木道。全長約250メートルの直線道路の両脇には、モミジに似た葉を持つアメリカ楓が立ち並ぶ。

 金沢市の中心にありながら交通量が比較的少ない、隠れフォトスポット。

 秋になると、アメリカ楓の葉が、緑色からオレンジ色、そして赤色へと変化し、美しいグラデーションを描く。例年の見ごろは11月上旬から12月上旬頃。

 周囲には兼六園や玉泉園など紅葉の名所がたくさんあるので、有名観光地と一緒に紅葉巡りを楽しんで。

アメリカ楓通り(アメリカふうどおり)

所在地 石川県金沢市広坂2-2

2021.10.22(金)
文=佐藤由樹