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先進国の中で、一人当たりの果物消費量が最低水準と言われている日本。欧米諸国の3分の1程度とも言われているほど低い水準なのだとか。
四季折々の景色を楽しむように、その月ごとに旬を迎える果物を楽しんでほしい。
そんな思いを込めて、果物の恵みで私たちの生活を豊かにしてくれる日本橋 千疋屋総本店で提供されている旬のフルーツをご紹介します。
2022年6月は夏の主役ともいえるマンゴー。スイーツ好きにも嬉しいパフェとアフタヌーンティーもご紹介します。
ジューシーで甘い、初夏に食べたくなる南国フルーツ

南国のフルーツとして代表的なマンゴー。輸入されることが多かったのですが、2000年頃から国内でも生産量が増加したことによって、新しい夏の主役と言っても過言ではない果物のひとつになっています。
ジューシーで糖度は14度前後と安定した甘さも楽しめるので、これからの季節にまさにぴったり。

今の季節、千疋屋総本店で取り扱っているのは宮崎県産の「完熟マンゴー」と「太陽のタマゴ」。
「完熟マンゴー」は思わずうっとりしてしまうような甘みと香り、こぼれおちそうなほどの豊富な果汁が特徴。濃厚な甘味と果汁、豊かな風味がポイントの「太陽のタマゴ」は厳しい基準を満たした選りすぐりの果実です。
千疋屋総本店でマンゴーを選ぶ際に重要視しているのはツヤとハリ。国産では完熟したマンゴーを採っているため食べ頃だという証拠。自宅で食べる時は、マンゴー本来の魅力である味わいや香り、食感が損なわれてしまうので、なるべく早く食べるようにしましょう。
2022.06.05(日)
文=渡里友子
写真=釜谷洋史