寝ている間に胃腸が休まる食行動を心がけて
「ダルおも不眠」タイプは、寝つきにも問題なく、夜中に目覚めることもない。
睡眠時間も足りている。それなのに、眠っている間に疲れがリセットされず、朝からどんよりダルおも。起きた直後から疲れているような状態です。
いちばん大きな原因は、胃腸の疲れです。
本来、就寝中は胃腸を休める時間です。
胃腸が休んでいる間に(正確に言うと腸は就寝中にも腸内環境を整えるための活動はしていますが)脳や体のメンテナンスが行われ、疲労が取り除かれることで翌朝すっきり目覚めます。
ところが、「ダルおも不眠」の人は、日々の食べ過ぎで胃腸の働きが悪くなっていたり、就寝前の食事や深酒で寝ている間も胃腸が活動していたりすることでメンテナンスが滞り、何時間寝ても疲れが取れない、という状況に陥ってしまうのです。
「ダルおも不眠」で悩んでいる方は、朝、脚や顔がむくんでいませんか?
体のメンテナンスがしっかり行われると代謝が活発になり、体内の不要なもの(老廃物や脂肪)が排出されて体はすっきりします。
つまり、むくみがあるのは、メンテナンスが中途半端に終わっている証拠。この状態が長引くほど体重は増加傾向になるので、注意が必要です。
この記事を担当する編集者HさんとライターYさんは、習慣だった夕食のお酒をやめたら朝の目覚めが格段によくなったと、口を揃えていました。2人のように、ちょっとした食習慣の改善で眠りの質は変わります。
たとえば、眠る3〜4時間前には食事を終わらせる。夜遅い食事のときは、カロリーよりも消化のよさを基準にして選んで食べる。お酒は適量を味わい嗜む程度にする。
眠りを改善する鍵はすでに自分の手の中にあるのですから、あとは行動あるのみです!
不眠を「ツボ」と「スリーピング・ルーティン」で徹底解消!
2021.04.24(土)
文=今富夕起
イラスト=押本達希
写真=深野未季
ツボ指導&モデル=尾下瑞姫
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