【2021年1月】悟明老師が占う「アジアの動き」
今月、アジアに好運をもたらすのは、前述したように、右弼星の天の助けを得て前進する、フィリピンからの運気です。
しかしながら、自国の星回りが好ましくないために、右弼星の好影響が打ち消されてしまう国も……。
そのひとつが中国です。問題を長引かせる星である陀羅が入っているため、コロナ禍をはじめとした厄介な問題に悩まされるように見てとれます。
そして日本と韓国。気がかりなのは、突発的な災難や身体の損傷など、血を見る場面を意味する白虎が入ってくること。
お正月気分が一気に醒めるような厳しい状況に直面する可能性が高めです。
現実的に考えると、お正月の人の移動にともなう、新型コロナの感染拡大で、多くの人が悲しむことになる……という線が濃厚です。
日韓を意味する七殺星には、文章や知識を象徴する文曲星が入りますが、七殺にとっての文曲は、若い秘書を意味します。そのため、星回りの影響を強く受けるのは、若い世代であるように思います。
自分の身は自分で守る。若年層の人たちも油断せず、十分なコロナ対策を心がけてください。
また、インドも心配な星回りです。
やはり血を見る場面を意味する凶星・羊刃が入ってくるため、暴動が起きるなど物騒な雰囲気に包まれそうです。
中国との対立関係もくすぶり続けるでしょう。今、インドに赴く人は稀だと思いますが、状況確認が必要な国のひとつです。
2020.12.31(木)
文=堀 由美子