ケーキ屋さんとパン屋さんの間

 お店を営むのは、西田研さんと志保さん夫妻。2人は人気だった芦屋にあったイタリア菓子店で働いていたのだそう。

 「僕らは、実は、’70年代、’80年代のアメリカ映画が大好きで、いつかアメリカンなお店をしたいと思っていたんです(笑)。ケーキ屋とパン屋の間の、日常的なお菓子のお店をしたかった」と研さん。

 お菓子を作っている志保さんは、短大の製菓コースを卒業後、大阪・兵庫で人気の「ヒロコーヒー」のスイーツ工房やイタリア菓子店で10年以上お菓子を作り続けてきました。「焼き菓子が好き。季節の美味しいフルーツを使ったお菓子をどんどん作っていきたい」とにっこり。

 名前はアメリカ菓子ですが、全て志保さんのオリジナルレシピ。ピュアな味わいと控え目な甘さが、口の肥えた芦屋のスイーツ好きを虜にしています。

 「イートインでは、温めたチェリーパイやタルトタタンにアイスクリームをプラスして、とろりと溶けたところを味わうのがオススメ」と西田研さん。

 袋詰めした焼き菓子を工具箱に並べたディスプレイや壁に飾られたポップなアートなど、お店のあちこちに楽しい雰囲気がいっぱい。

 西田さん夫妻が夢を叶えた小さなお店。アメリカンなお菓子を食べると、元気になれますよ。

HONEY BUNNY(ハニーバニー)

住所 兵庫県芦屋市松ノ内町10-17-101
電話番号 0797-26-8684
https://www.honey-bunny-ashiya.jp/
https://www.instagram.com/honey_bunny.ashiya/

Column

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2021.01.10(日)
文・撮影=そおだよおこ