![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/2/-/img_72838fe136b12c76625b1c072c9cf197156590.jpg)
阪急千里線千里山駅から徒歩約8分。関西大学に程近い閑静な住宅街にある「あんことおはぎの店 くりこ」は、週3日、木・金・土曜の営業。
開店の11時から、できたてのおはぎやどら焼きを買いに来る客が次々に訪れます。早々に売り切れてしまうことも多いのだとか。
![できたてのおはぎ、どら焼き、赤飯などが並ぶ店内。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/6/-/img_465c98396d711ae950e94c102efe012f135898.jpg)
店に入ると、右手の棚に、3色のおはぎとリスの焼き印が押されたどら焼き、お赤飯が並んでいます。
切り株模様のもなかとビスコッティ、カウンターにあんこのマフィンと、商品はいたってシンプル。
奥は厨房で、店内には小豆を煮ている良い香りが漂っています。
![おはぎを仕上げる藤尾ゆりこさん。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/b/-/img_1b58cab156c73b86e0e2b9c6a9765f50189280.jpg)
「元々、家で子供のために作っていたおはぎとあんこのお菓子です」と 店主・藤尾ゆりこさん。安心してたべることができる気取らないおやつのお店をと、2017年1月にオープンしたのだそう。
あんこは、北海道産無農薬小豆、てんさい糖を使って、優しい甘さに仕上げています。他の材料も、北海道産の全粒きなこ、北海道の代表ブランドもち米・はくちょうもち、香り豊かなすりごまなど、こだわりたっぷり。
つぶ餡は2キロずつ時間をかけて炊いて、おはぎは1個ずつていねいに丸めて……。家庭でお母さんやおばあさんが作っていたそのままに、愛情込めて作られたお菓子は、どれも素朴でピュアな味わいです。
2020.11.08(日)
文・撮影=そおだよおこ