3個ペロリと食べられる懐かしおはぎ
「おはぎ」は、つぶ餡、きなこ、黒ごまの3種類。
手にするとずっしり重い。お米の粒々の食感、あんこの豊かな風味、あっさりした甘さ。どこか懐かしい味わいです。
全粒きなこの香ばしさ、黒ごまの芳香も美味しさのポイント。3個ペロリと食べられます。
「どら焼き」は、秋から冬の季節商品。北海道産小麦粉、卵に、国産はちみつを加えて1枚1枚手焼きした皮で、粒餡をはさんでいます。ふんわり、しっとりした皮と優しい甘味のあんこが好相性。
「春には桜餅、夏にはわらび餅が登場します」と藤尾さんはにっこり。
「きりかぶもなか」は、切り株模様の皮につぶ餡を自分でサンドするスタイル。できたてをパクッと食べると、パリパリの皮の食感が楽しい。
「ビスコッティ」には、オーガニックのカシューナッツ、くるみ、アーモンド、かぼちゃの種とビターチョコが入っています。甘くなくて香ばしい。しっかり焼き込んだ大きめのサイズで、日持ちするのも魅力。
黒ごまを入れた生地でつぶ餡を包み、くるみをトッピングして焼いた「あんこのマフィン」は、香ばしくて優しい甘さ。ほうじ茶にも紅茶にも合います。
店名の「くりこ」は、藤尾さんが好きなどんぐりから。
「忙しいお母さんが、子供達へのおやつとして買ってくださるのがうれしい。男性や年配の方も、甘いおやつが苦手という方も、喜んでくださるんです」と藤尾さん。
心癒やされる、優しい味わいのおやつは、毎日でも食べたくなります。
あんことおはぎのお店 くりこ
所在地 大阪府吹田市千里山東3-11-6 みのりハイツ1階
電話番号 050-3698-0706
https://www.instagram.com/ankokurico/
Column
そおだよおこの関西おいしい、おやつ紀行
生まれも育ちも神戸の生粋の神戸っ子で、長年の関西での取材経験からおいしいお店を知り尽くしている、ライターのそおだよおこさんが、関西の「今、食べてほしい!」というおやつを紹介します。
2020.11.08(日)
文・撮影=そおだよおこ