![焼きたての「バナナアップルパイ」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/7/-/img_174daee82f25c8f2c085aceeadaf1e4d168367.jpg)
高級住宅街として知られる兵庫県芦屋市には、ハイレベルな洋菓子店が数多くあって、訪れる度に新しいお菓子に出合えます。
そんな街で、今、話題を集めているのが、2020年10月にオープンした「ハニーバニー」。阪急電鉄の芦屋川駅から徒歩5分。明るいイエローの壁やオレンジ色のソファ席がアメリカンダイナーを思わせるポップでキュートなお店。入口すぐのケースに大きめサイズのパイが並んでいます。下段までじっくりチェックしましょう。
![ショーケース下段。「バナナプディング」や季節のフルーツを使ったタルトもチェックしたい。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/2/-/img_c2745075e2f987f912702d3437754d32121398.jpg)
「ハニーバニー」のお菓子をご紹介します。
店名を冠した「ハニーバニーアップルパイ」は、紅玉リンゴの酸味と、パイ生地の上に敷き込んだアーモンドクリームの甘さとのバランスがとてもいい。シナモン、ナツメグ、コリアンダーの香りが印象的で、一度食べたらファンになってしまう。
![上から「バナナプディング」540円、「ハニーバニーアップルパイ」460円、「チェリーパイ」460円。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/3/-/img_f3113b713ffe8597579db49dfe736fe9136759.jpg)
「チェリーパイ」は、アメリカンチェリーがたっぷり。アクセントにブラックペッパー入りのクランブルをパラパラと散らしています。
「バナナプディング」は、アメリカ南部の夏の定番おやつ。カスタードとバニラ風味のクッキー、バナナの層に生クリームがたっぷり。初めてなのに、どこか懐かしい味わいです。
![カットした「白いボロネーゼパイ」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/e/-/img_5eb56aeb5475d64147b214aa81c9b874148166.jpg)
他にも、キャラメリゼしたリンゴにバナナを合わせた「バナナアップルパイ」、季節のフレッシュなフルーツを使った「季節のオープンパイ」、さらに、「ミートパイ」や「ほうれん草とベーコンのパイ」など、季節で変わる食事系のパイがあります。食事系のパイは、小腹がすいた時やビールやカクテルに合わせて楽しむのにぴったり。イートインのメニューにはアルコール類がちゃんとありました。
パイは全て、折りパイではなく練りパイ生地。ザクザク食感で軽やかだから、大きいサイズでもすんなり食べられます。
![左上「タルトタタン」550円、右上「イチジクのブラウニー」550円、「フルーツタルト」550円。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/2/-/img_32df5f7ac8a0eaddf57026a2765c8ac0124355.jpg)
パイ以外のケーキもあります。
長野県産シナノゴールドを使った「タルトタタン」は、アメリカンスタイルにこだわらずにリンゴの食感と酸味を生かした、志保さんこだわりの逸品。贅沢な味わいです。
濃厚なチョコと赤ワインでコンポートしたイチジクのハーモニーを楽しむ「イチジクのブラウニー」は、ワインやお酒と合わせたい。
「フルーツタルト」季節でフルーツが変わり、フルーツ好きにはたまらない。
![袋詰めしたクッキーが並んでいるのは、工具ボックス。ヨコに置かれたライオンの口を開けるお楽しみも。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/1/-/img_813e588a535c8f74289c5b397df7c186198285.jpg)
![左上「ダブルチョコチャンククッキー」220円、「ココナッツビスコッティ」2本200円、「マカダミアチャンククッキー」220円、右下「キャロットケーキ」350円。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/7/-/img_67ece028e86e303a2b03dfa824c683e5174118.jpg)
カウンターの上に置かれたケースに入ったクッキーは1枚、1個から買えます。「マカダミアチャンククッキー」、「ダブルチョコチャンククッキー」、「ココナッツビスコッティ」など、どれもビッグサイズ。食感も口溶けも良くて、あっというまに食べてしまいます。
「キャロットケーキ」は、スパイスの香りとココナッツの風味が楽しい。
2021.01.10(日)
文・撮影=そおだよおこ