40歳を目前に控えても「むしろ今が全盛期」

 2019年12月9日に誕生日を迎え39歳に。30代最後の1年の過ごし方や、40代になることへの思いを聞こうとすると、ふいに、「僕は体の衰えがなくて、むしろ今が全盛期なんです」と無邪気な笑顔を見せた。

「以前、ドラマの番宣でバラエティ番組に出た時、思った以上に動けたんです。その時、『抜群に輝いてるじゃん!』って思いました(笑)。

 人生で今が一番動けるんです。日常的に自転車を漕いだり、ステッパーを踏んだり、そんなことしかしていないんですけれど。

 僕の中にすごいストイシズムを見ている人もたまにいますが、全然そんなことはないんです。

 ただ以前、時代劇の撮影の時に、エキストラで参加されていた年配の男性の肌がとてもキレイで、つい気になって聞いたことがあるんです。『何かされていますか?』って。

 そうしたら、その方が登山だとおっしゃったんです。僕も登山をするので、ゆったりした動きを継続的に続けていくことってとても大事なんだなと思いました。

 実は一昨日も、日本のマチュピチュと呼ばれている竹田城に登ったんです。一緒に登った友人がゼーゼー言っていたんですが、僕はまったく大丈夫でした」

 それだけ絶好調でいられるのは、どうやら気持ちの持ちようも大きく関係しているようで。

「肉体って、運動をするかどうかだけでなく、意識でも相当変わるんだと思います。

 同年代の人たちを見ていると、自分を枠組みにはめている気がするんです。歳を重ねたから恰幅よくならなきゃとか、アラフォーだからこうしなきゃとか。

 今はさまざまな情報が飛び交っていて、耳を塞いでも入ってきてしまう。けれどそれらは不必要なものだと思うんです。

 自分で自分の枠組みを外して決めつけないことが、一番大切な気がします。

 そういえば、ドラマ『凪のお暇』の時も言われたらしいです。『高橋一生は原作より年齢がいき過ぎてるでしょ』と。

 けれど僕は絶対できることがわかっていたから、そう言っていた人たちが一斉に手のひら返しした瞬間、心の底からほくそ笑みました(笑)」

2020.09.13(日)
文=松山 梢
撮影=桑島智輝
ヘアメイク=田中真維(マービィ)
スタイリスト=秋山貴紀

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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