さっと作れて、食欲がないときも頼りになって。夏のお昼の定番といえば、やっぱり麵。
冷水できりりと引き締めたそうめんにそば、嚙めば嚙むほど小麦の味わいが広がるうどん。ビールにはじゅうじゅう焼きそばも捨てがたい! 全国の選りすぐり麵、どれを食べましょうか。
夏の麵といえば そうめん、冷麦、そば!
昔ながらの製法の 手作りそうめん
A:ネットショップなんかん「南関素麺」
南関町で手作りされている、長さが特徴のそうめん。
「箱を開けたときの、ていねいに束ねられた麵が整然と並ぶ様子が美しい。パキッと2つに折って茹でます。
ねぎなどでシンプルに楽しむのも良いですが、麵に存在感があるので、納豆やオクラ、みょうが、卵黄などと、ぶっかけそうめんにしてもおいしい」(秋山具義さん)
ネットショップなんかん
[熊本県]
電話番号 0968-57-7288
FAX番号 0968-57-7288
https://www.nankan-ec.com/
◎推薦人
[アートディレクター]秋山具義さん
つややかな麵肌は天下一品
B:カネスエ製麺所「手延べひやむぎ」
伊勢の地で昔から愛されている、手延べ製法にこだわった製麵所のひやむぎ。
「麵の肌がなめらかで、のど越しがつるりと心地よい。しっかりとした麦の味わいも感じられます。薬味をたっぷり添えていただく、我が家の夏のお昼の定番です。茹でのびしにくいので、にゅうめんにしても最高」(澁川祐子さん)
カネスエ製麺所
[三重県]
フリーダイヤル 0120-38-8538
FAX番号 059-374-3858
メールアドレス info@e-men.jp
https://www.e-men.jp/
◎推薦人
[ライター]澁川祐子さん
打ち立ての香りとコシを自宅で
C:そば富泉「挽きぐるみそば」
「砂場」で修業した主人が、「打ち立てを家庭でも味わえるように」と始めた、通販専門のそば店の逸品。
「時間が経ってもおいしさを保てるように熟成度をコントロールした挽きぐるみの生そばは、風味豊かでコシもしっかり。茹で方の説明書もていねいです。カレー南蛮や鴨南蛮もおすすめ」(小松めぐみさん)
そば富泉
[埼玉県]
電話番号 048-235-2788
配送方法 冷蔵
https://www.tomisen.com/
※購入は2人前から
◎推薦人
[フードライター]小松めぐみさん
半生の新食感を とことん楽しむ
D:なかぶ庵「生そうめん」
厳選した小麦粉と瀬戸内海産の塩を使い、水で仕込んだ麵を、独自の製法で作り上げる生そうめん。
「プリプリ、もっちりとした歯ごたえとのど越しが最高。今までにないそうめんです。シンプルに薬味だけでも十分おいしい。自社農園のオリーブオイルを使った〈オリーブ生そうめん〉も美味」(中本由美子さん)
なかぶ庵
[香川県]
電話番号 0879-82-3669
FAX番号 0879-82-5808
配送方法 冷蔵
メールアドレス info@shodoshima-nakabuan.co.jp
https://nakabuan.shop-pro.jp/
◎推薦人
[『あまから手帖』編集長]中本由美子さん
2020.08.23(日)
Text=Kayako Nitta
Photographs=Takafumi Matsumura、Hirofumi Kamaya(cutout)
Food Coordinate&Styling=Nobuko Nakayama
Cooperation=UTUWA