ジブリ映画に出てくる女の子が着ているような古着ばかり集めています

 シルエットやディテールは、モードなものより垢抜けすぎない雰囲気がいい。

 わかりやすいイメージでいうと、ジブリ映画に出てくる女の子が着ているような、“昭和の少女”感。

 ここにたどり着くまでに、どんなストーリーを経てきたのか、服の歴史を想像してみるのも楽しい時間です。

G: TOROで購入のワンピース。
「コンバース&Tシャツを合わせて」(荻野さん)

H:「オールインワンは女性らしいハイウエストがお気に入り」(荻野さん)

※価格表記のないものはすべて本人私物です

荻野玲子(おぎのれいこ)さん

スタイリスト。シンプルな中にマニッシュさと遊び心のあるファッションスタイリングを得意とするほか、雑貨、インテリア、ライフスタイルなど、幅広い分野を手がけ、雑誌、広告、WEB媒体で活躍中。

ファッション通の
偏愛ワードローブ

2020.07.28(火)
Text=Mayumi Amano
Photographs=Kenichi Yoshida

CREA 2020年6・7月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

偏愛のすすめ。

CREA 2020年6・7月合併号

好きなものがあるっていいよね
偏愛のすすめ。

特別定価840円

偏愛の対象は人それぞれ。愛するものと出合った人たちの言葉は、どれも純粋な喜びに満ちていて、耳を傾けているだけで幸せな気分にしてくれます。パンダに魔女っ子おもちゃ、脚付きの器にカツカレーの食べ方まで。マイワールドを謳歌する人々の“偏愛”を盛りだくさんでお届けします。気になる作品満載のBOOK in BOOK「愛してやまない映画とドラマ」も必見です。