ジャーナリスト、モデル、写真家など幅広く活躍中のファッション通のクリエイティブ・コンサルタント、市川渚さんが愛してやまないのは、白いもの!
それほどまでに“白”に惹かれる理由とは? 見事に白づくしのコレクションも一見の価値ありです。
CREA6・7月合併号に掲載中の「ファッション通の偏愛ワードローブ」より、WEBだけの拡大版をお届けします。
理想は、少し赤みのあるチョークのような白
ついつい選んでしまうというより、白いものしか選べないくらい白が好き。
ファッション小物だけでも30~40点、家電やインテリアを合わせたら、所有する白アイテムはとんでもない数に(笑)。
白も青みがかった真っ白ではなくて、少し赤みのあるチョークのような、曇り空のような、落ち着いたオフホワイトに近い白が理想。
どうしても好みの白が見つからなければ、自分で作ることもあります。
A:Simone Rochaのブラウスは海外通販で取り寄せた一着。
「一見フリルがすごいのですが、着るとシックな雰囲気に」(市川さん)
B:20代の若いデザイナーのブランド、TENDER PERSONの特殊素材を使ったジャケット。
着用した時のフォルムが面白い。
C:SUÉSADAのシャツは毎シーズン購入するほどお気に入り。
D:4 年前から愛用中のStella McCartneyのパンツ。
「自分のためにあつらえたかのようにサイズがぴったりで、試着後、即購入」(市川さん)
2020.07.24(金)
Text=Mayumi Amano
Photographs=Kenichi Yoshida