無機質で統一された美。クリーンでストイックな“白”に惹かれます

 レザーグッズならば、使う前に防水スプレーをかけます。少しでも汚れたら、すぐにステインリムーバーで磨き、保護クリームを。

 エイジングして少し傷がついても、きちんとケアをしながら愛用した白レザーは新品には出せない味があります。

 白はクリーンなイメージに加え、白を白として身に纏おうとする時点でどこかストイックな雰囲気に。

 そんな部分にも惹かれているのだと思います。

L:最近日本に上陸したサンフランシスコ発のブランド、Allbirdsのスニーカー。

M:Y’sのスニーカーはハイド アンド シーク別注モデル。10年前のY’sデザインの復刻。

N:フィービー時代のCELINEの「ソフトバレリーナ」。
「大切に履いてます」(市川さん)

※掲載商品はすべて本人の私物です

市川 渚(いちかわ なぎさ)さん

クリエイティブ・コンサルタント。ファッションとデジタルテクノロジーの橋渡し役として、国内外のブランドのコンサルティングやプロジェクトに関わる。そのほかジャーナリスト、写真家、モデルなど、肩書きにとらわれずさまざまな分野で活躍中。

ファッション通の
偏愛ワードローブ

2020.07.24(金)
Text=Mayumi Amano
Photographs=Kenichi Yoshida

CREA 2020年6・7月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

偏愛のすすめ。

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好きなものがあるっていいよね
偏愛のすすめ。

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偏愛の対象は人それぞれ。愛するものと出合った人たちの言葉は、どれも純粋な喜びに満ちていて、耳を傾けているだけで幸せな気分にしてくれます。パンダに魔女っ子おもちゃ、脚付きの器にカツカレーの食べ方まで。マイワールドを謳歌する人々の“偏愛”を盛りだくさんでお届けします。気になる作品満載のBOOK in BOOK「愛してやまない映画とドラマ」も必見です。