気の利いたウィットが 恐ろしいながらも痛快

「ブラック・ミラー」

「タイトルの如く、今を生きる私たち自身の闇が気の利いたウィットとともに映し出されていて、どの回も最高です。中でもシーズン3『殺意の追跡』は必見。

 シーズン4『アークエンジェル』は、あのジョディ・フォスターが監督! それがもう身に迫るやら、泣けるやら、恐ろしいやら」(小林エリカさん)

小林エリカ(こばやし えりか)

作家・漫画家。2014年『マダム・キュリーと朝食を』(集英社文庫)で、三島由紀夫賞と芥川龍之介賞候補に。聖火と核の光を描く『トリニティ、トリニティ、トリニティ』(集英社)絶賛発売中。
●他におすすめの作品 「アジズ・アンサリの“今”をブッタ斬り!」
●鑑賞のおとも MITOSAYA「NAGOGUSUKU SAKURA」500ml 10,120円(税込)

2020.06.06(土)
Text=Ritsuko Oshima(Giraffe)

CREA 2020年6・7月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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偏愛の対象は人それぞれ。愛するものと出合った人たちの言葉は、どれも純粋な喜びに満ちていて、耳を傾けているだけで幸せな気分にしてくれます。パンダに魔女っ子おもちゃ、脚付きの器にカツカレーの食べ方まで。マイワールドを謳歌する人々の“偏愛”を盛りだくさんでお届けします。気になる作品満載のBOOK in BOOK「愛してやまない映画とドラマ」も必見です。