#03 『2.43 清陰高校男子バレー部①』
東京の中学強豪バレー部にいた灰島は、ある事情で子ども時代を過ごした福井へ転校。再会した幼馴染みの黒羽とともにバレー部に所属するのだが……。
この小説のバディ
「灰島公誓&黒羽祐仁」
「いや、おまえっていつも偉そうやで、そんなふうに素直に人を褒めたり認めたりせん奴やと思ってた」──黒羽
「認めるところがあれば認めるの当たり前だろ。けど、ないものは認めようがない」──灰島
幼馴染みがバレー部のチームメイトに
ともに才能はあるものの、プレッシャーに弱い黒羽と、情熱を傾けるあまり周囲と摩擦を起こす灰島が、スパイカー&セッターとしてコンビを組み、衝突しながら成長していく。
他にも魅力的なバディ関係が多数登場する人気シリーズ。
2.43 清陰高校男子バレー部①
著者 壁井ユカコ
集英社文庫 520円
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2019.10.16(水)
Text=Asayo Takii
Photographs=Hirofumi Kamaya, Ichisei Hiramatsu〈cutout〉