「おれはひとりで好きなようにやる。おれのことだけ考えればいいからな」──アイゼイア 「自分だけが大切だと思っているからひとりでやるんだろ。この状況じゃ最悪の進め方だ」──ドッドソン 「とりあえず、一年な。それで駄目だと思ったら、他の相方を探す。ボクはどうしても売れている芸人になりたいんだ」──溝口 「いや、おまえっていつも偉そうやで、そんなふうに素直に人を褒めたり認めたりせん奴やと思ってた」──黒羽 「認めるところがあれば認めるの当たり前だろ。けど、ないものは認めようがない」──灰島 むしろ松倉には、奇妙な体験からは一歩身を引きたがるようなところがあった。だけど僕がおかしなことに関わったとき、たいていあいつが隣にいたことも事実なのだ。 「いままで生きてきて、本気でおもしれえと思ったのは、小説だけだ」──登 「ぼくも!」──一真
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