お盆も終わり9月がやって来ましたが、台湾の暑さはまだまだ続きます。

 そんな時に食べたい物といえばやはり、ひんやり冷たいアイスクリーム。

 今回は地元で人気の店や、思わずSNSにアップしたくなるようなフォトジェニックなアイスの店まで、ここぞという3軒をご紹介します。


素朴な味のアイスが人気
レトロな外観もかわいい老舗店

#01
和美冰果室

看板に描かれたラッパは、昔三輪車でアイスを売る屋台の方々が使っていたもの。

 丁寧に作られた、甘さ控えめの優しい味のアイスが揃う「和美冰果室」は、1948年創業、70年以上の歴史を持つ老舗店。

 現在は2代目、3代目のオーナーが一緒に店を切り盛りしています。

店内は60年代にタイムスリップしたかの様な素朴さ。

 ほぼ毎日16種のフレーバーが揃っており、素材の味をそのまま生かした、手作りの無添加アイスを味わえます。

 夏はマンゴーにドリアン、冬はイチゴなどの季節限定のフレーバーもあり、運が良ければドラゴンフルーツ味にも巡りあえるとか。

アイスを撮影するなら是非このレトロな看板前で。

 1代目の故郷が彰化県の「和美鎮」だったことから、この店名になったのだそう。

 1970年代台湾にまだコンビニがなかった頃、三輪車で街を廻りアイスを販売する屋台の方々がこの店のアイスを求め、朝6時から11時頃まで80台ほど行列をなしていたのだとか。

 初代から受け継いだ味を今もしっかり守りながら作られるアイスは、どこか素朴で思わずほっと癒されます。

優しい人柄が溢れる2代目、3代目オーナー。

 こちらのアイスは値段までもが良心的。1スクープ20元、2スクープ35元、多くチョイスすればするほどお得というシステム。

 コーンまたはカップを選ぶ事が可能。コーンは硬めで甘いクッキータイプと、昭和感溢れる軟らかタイプのどちらかを選べます。

 「芒果(マンゴー)、芋頭(タロイモ)、花生(ピーナッツ)・45元」は、ほんのりシャリッとしたフルーティーなマンゴー、ねっとりした甘さの中にコクがあるタロイモ、濃厚なピーナッツの香りが口いっぱいに広がります。

 全体的にそこまで冷たく感じず体に良さそうなアイス。すぐに溶けてしまうので注文後は店頭の椅子に座り、急いで食べてください。

 子供から大人まで楽しめるこちらのアイス。最寄り駅から少し歩きますが、わざわざ向かって食べる事により台湾の思い出の味になるかもしれませんね。

和美冰果室

所在地 新北市永和區秀朗路一段44號
電話番号 02-2926-1552
営業時間 10:00~21:00
定休日 月曜
交通 MRT頂溪駅4番出口から徒歩12分

2019.09.04(水)
文・撮影=矢作晃之