沖合いにぽつんと立つ
灯台の秘めた物語とは?
![キャノンビーチ沖に見捨てられたように浮かぶ、今は廃業中のティラムック・ロック灯台。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/3/-/img_c39066c864a4d52464e3bdac3f374a7646278.jpg)
エコラ州立公園の丘を西に移動すると、沖にティラムック・ロック灯台が岩礁の上にぽつんと立っているのが見えます。
これは1881年に点灯された当時は米国西海岸でもっとも高額の建設費がかかった灯台だったとか。けれども灯台守が灯台までたどりつくのが至難の業で、“テリブル・ティリー”というニックネームも付けられました。
1957年には役割を終えて、海上に取り残されたままですが、ヒストリックプレイスとして登録の順番待ちとのことです。
![インディアンビーチで一休み中のサーファー。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/a/-/img_8ac375dc26111b61bd555d6faf692c06226349.jpg)
さらに少し車で北へ移動すれば、インディアンビーチへ。
このビーチにはサーファーたちが集まっていました。駐車場からボードを抱えて砂浜を突っ切り、波まで駆け出していく姿は、全身から嬉しさが伝わってきます。
![サーファーはお揃いのように黒のウエットスーツ。水、冷たそう。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/5/-/img_3500b9da25693e8a3623d8d904004f49132354.jpg)
それにしても、全員が真っ黒なウエットスーツ、フードを被っている人も。水温はかなり低そうです。
![インディアンビーチの南側にも奇岩群が広がっています。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/3/-/img_43b0c6ce9ead5dffd4595680cc8cccbb89260.jpg)
2019.07.13(土)
文・撮影=古関千恵子