極上の旅に導いてくれる
デルタ航空のおもてなし

 デルタ航空は、日本各地からホノルルへのフライトを飛ばしている。成田をはじめ、関空、名古屋から直接ハワイに行くことができるのだ。今回は、快適な空旅を約束してくれるビジネスクラス「デルタ・ワン」をご紹介したい。

 まず、空港に着いたら「スカイ プライオリティ」と書かれたボードを探そう。チェックインが優先されるカウンターだ。スイスイと手荷物検査を通過し、出国審査に進むことができる。

 出国審査が終わったら、「デルタ スカイクラブ」へ。成田空港を始めとする世界各地の50カ所以上にあるデルタ航空のラウンジだ。もちろん、ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港にもある。搭乗開始までの時間をくつろいで過ごしたい。

 機内では、スタイリッシュなユニフォームのクルーが出迎えてくれる。

 ビジネスクラス「デルタ・ワン」のシートは機種によっていくつかの種類があるが、日本各地からホノルルに飛んでいるのはすべてスタッガード型(互い違い)のタイプ。1−2−1という配置で進行方向に向いていて、フルフラットになるシートが並ぶ。

 アメニティは、アメリカの鞄メーカー「トゥミ」のミニケースに入っている。往路はソフトケース、復路はハードケースと種類の違うケースというのも嬉しい。

 ケースの中には、ニューヨークの高級コスメ「キールズ」のリップバームとハンド&ボディローション、「トゥミ」オリジナルのアイマスクのほか、ペン、靴下、クレストの歯磨きセット、ティッシュ、耳栓などが入っている。

 機内食は和食と洋食があり、洋食のメイン料理は3種類から選ぶことができる。

 日本発着便の和食は、2018年3月からミシュラン2ツ星の「一汁二菜うえの」の上野法男シェフの考案・監修。旬の食材を使った見た目にも美しいメニューだ。

 デルタ・ワンのメニューは事前予約ができるので品切れになる心配はいらない。

 今回取材したホノルル発便のメニューは、和食の前菜がローストビーフでメインは鶏モモ肉の揚げ物、洋食はスズキのレモングラスとココナツ風味、アニョロッフィパスタの4種チーズ詰め、そして私が選んだアイランド・ポークのオッソブーコだった。

 洋食には、ハワイ発着便限定で、自家製のパンにタロイモが練り込まれたタロロールと、パッションフルーツの味わいのリリコイバターが添えられている。

 食後はお休みタイム。シートをフルフラットにすると、「ウェスティンホテル」とのコラボレーションの寝具が極上の眠りへと導いてくれる。これは、とことん睡眠環境にこだわるホテルならではのオリジナル寝具「ウェスティンヘブンリー」だ。

 ふんわり身体を包んでくれる白い掛け布団はまさにホテル並みの心地よさ! またたく間に夢の世界へ誘ってくれた。

【取材協力】
デルタ航空

https://www.delta.com/

たかせ藍沙 (たかせ あいしゃ)

トラベル&スパジャーナリスト。渡航約150回・70カ国、海外スパ取材約250軒超、ダイビング歴約800本超。日々楽しい旅の提案を発信中。著書は『美食と雑貨と美肌の王国 魅惑のモロッコ』(ダイヤモンド社)、薔薇でキレイになるためのMOOK『LOVE! ROSE』(宝島社)など。楽園写真家・三好和義氏と共著の『死ぬまでに絶対行きたい世界の楽園リゾート』(PHP研究所)は台湾と中国で翻訳出版、第2弾『地球の奇跡、大自然の宝石に逢いに… 青の楽園へ』(PHP研究所)も中国で出版された。新刊『ファーストクラスで世界一周』(ブックマン社)発売即重版!
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