コロナ禍から徐々に回復するハワイ

 みなさま、アロハ!

 新型コロナウイルスの影響で、自宅で過ごす時間が多くなっていると思いますが、いかがお過ごしでしょうか。

 ハワイは、ようやくワイキキビーチやショッピングモールがオープンするなと、徐々に前進しています。

 しかしながら、日本とハワイを結ぶエアラインは、2020年6月30日(火)まで運休を発表しており、また、ハワイに到着するすべての人に対して2週間の自己隔離が命じられているので、みなさんにお越しいただくまでには、もう少し時間がかかりそうです(2020年6月1日[月]現在)。

 現在、ハワイに訪れることはできませんが、ハワイがいつまでも素晴らしい楽園であり続けるために、ぜひお願いしたいことがあります。

 それは改めて、自然や文化を思いやる気持ちを持って、ハワイに来ていただきたいということ。

 ちなみにハワイ州観光局では、ハワイの自然や文化を守り継ぐ「レスポンシブル・ツーリズム(責任ある観光)」の実現を目指すために、様々な取り組みを行っています。旅行者のかたがたが「ハワイに貢献できること」を、同局公式ポータルサイトで確認できます。

 ぜひ次回のハワイ旅行までに、ハワイのためにできることをチェックしてくださいね。

ハワイを守るために 観光客にもできること

 ハワイでは、使い捨てプラスチック禁止法が可決され、2021年1月から段階的に施行されます。

 オアフ島ではプラスチック製のナイフ、スプーン、フォークの使用が禁止、2022年1月にはプラスチック製のボウル、皿、その他食品容器などの使い捨てプラスチック製品も禁止となります。

 プラスチックといえば、すぐにペットボトルを思い浮かべるかたも多いでしょう。

 常夏のハワイでは、ミネラルウォーターが必須ですよね!

 年間900万人以上の観光客が訪れるハワイ。観光客1人が1日あたり2本のペットボトルを飲むとすると、年間1,800万本以上ものペットボトルが消費されることになります。

 このペットボトルを、マイボトルにかえてみませんか?

 ハワイには、おしゃれでカラフルなステンレスボトルが多数販売されています。

 中にはハワイ限定ボトルもあるので、要チェックですよ。

 かわいいデザインもいっぱいです。

 ハワイ滞在初日に購入すれば、滞在中だけではなく、日本に戻ってからも、ペットボトルのごみを減らすために使えます。

2020.06.07(日)
文・撮影=宮本紗絵