「いかの子煮」ってどんな味?

いか料理を次から次へと食べるもなりさん。
いか料理を次から次へと食べるもなりさん。

 これはもちろん外せないでしょう「いか刺」!

「いか刺、大好きなんですよー! ああ、美味しい~(しみじみ)。甘みがすごくあるし、新鮮で歯触りもいいですね。他にもいろいろ食べてみたいけど、『いかの目ポン酢』とか珍しいメニューも多いですね」

いか刺(250円)ももちろんオススメです!
いか刺(250円)ももちろんオススメです!

「いかは捨てるところがないですし、料理のバリエーションも多いんです。珍しいところだと、『いかの子煮』っていうのがあるんですが、食べてみます?」(スタッフさん)

「いかの子煮? なんですかそれ。食べたいです!(笑)」

 目の前に出てきたのは、いかの卵といかの白子(!)を醤油のみの味付けで炊いた一品。

いかの子煮(280円)。
いかの子煮(280円)。

「いかの白子なんて初めて聞きました。想像つかないけど、いただきます! えっ、味付けは醤油だけなのに、こんなにいい味が出るんですか? すごい! いかの白子も、溶けるぐらいに柔らかくて、濃厚な味。卵のプチプチした食感もいいし、これまたお酒とめちゃめちゃ合うやつじゃないですか。これ今日のイチオシです!」

初めて食べるいかの白子の美味しさに魅了されたもなりさん。
初めて食べるいかの白子の美味しさに魅了されたもなりさん。

 いか料理専門の名酒場、もなりちゃんの感想は?

「私、生まれたところが長崎の五島列島なので、お魚料理は小さな頃から身近にあって。いかもよく食べてたけど、お刺身とかで食べることが多かったから、こんなにいろんなバリエーションがあるのにびっくり。一気に食べちゃって、情報量があふれてますけど(笑)。それでもみんな全然違う味で。いか団子、いかの子煮も衝撃的だったなぁ……何回か通って全メニュー制覇したいぐらい。いかをこんなにいろいろ食べられて、しかもお値段も安いのはすごい。いか好きには絶対来てほしいお店です!」

楽しい「いか呑み」の夜は更けていきます。
楽しい「いか呑み」の夜は更けていきます。

2018.10.18(木)
文=宮内 健
撮影=榎本麻美