西洋美術の定番、
花のモチーフを観て回る
現在のベルギーに相当するフランドル地方は、独自の芸術家を生み出してきた地として名高い。16世紀に活躍したピーテル・ブリューゲル1世はその代表格。農民を描いた作品や《バベルの塔》で知られ、その画家としての才能は2人の息子に引き継がれ、さらにひ孫の代に至るまで一族は画家を輩出したのだ。
個人所蔵の絵画など約100点を通して、華麗なるブリューゲル一族の存在の大きさを感じ取りたい。
『ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜』
会場 東京都美術館(東京・上野)
会期 2018年1月23日(火)~4月1日(日)
料金 一般 1,600円(税込)ほか
電話番号 03-5777-8600(ハローダイヤル)
http://www.ntv.co.jp/brueghel/
2018.01.18(木)
文=山内宏泰