一日の終わりは
キプロス産地ビールで

「ピヴォ・マイクロブリュワリー」がある建物は1910年に建てられたもの。旧市街らしい雰囲気がいい。

 夕食は、マイクロブリュワリー「ピヴォ・マイクロブリュワリー」へ。

 ニコシアで最初のマイクロブリュワリーで、旧市街の一角、前述のクロスポイントにほど近い場所にある。1910年に建てられた建物内に、2015年10月にオープンした。屋内と中庭にテーブルがあり、ほぼ満席のにぎわいだ。

こちらはテラス席。この日は寒かったので、屋内は満席だったもののテラス席は空いていた。
店舗内にある醸造所はいつでも見学できる。4兄弟のひとりのクリストス(?)。4人のうちのクリストスとアレクシは双子なので、どちらか分からない(笑)。

 経営するのはビール好きの4兄弟。彼らの前職は、数学者、科学者、プログラマー、アスリートと、かなりユニークだ。

 小さなビール醸造所ながら、定番のボヘミアンピルスナー、ダークラガー、バヴァリアンヴァイス、イージーインディアペールエールの4種類のほかに、シーズンごと、年ごとのスペシャルビールなど、10種類以上のビールを造っている。料理もビールに合うものばかり。

Pivo “πίβο” Microbrewery
(ピヴォ・マイクロブリュワリー)

所在地 Asklipiou 36, 1011 Faneromeni, Nicosia
電話番号 22-377088
http://www.pivomicrobrewery.com.cy/

「ザ・クラシック・ホテル」の外観。デザインがユニークだ。

 ほろ酔いで辿り着いたのは旧市街の城壁のすぐ外側にある「ザ・クラシック・ホテル」。旧市街に近くて地の利がいいし、外観も内装もよくデザインされていて使い勝手がいい。

朝食はこちらのレストラン「59ナイヴズ」で。

 こぢんまりとした規模ながら、館内にはレストラン、バー、ジム、サウナ、ヘルス&ビューティセンター、ビジネスセンター(PC1台のみ)が完備している。57室ある客室内には無料のWi-Fiや、衛星放送が視聴可能なテレビ、ミニバー、コーヒー&紅茶セット、ヘアドライヤー、セイフティボックスなどが揃っていて快適そのもの。

客室には大きな花の絵が飾られていて癒される。

 館内のヘルス&ビューティセンターでマッサージを受けたいところだけれど、おいしいビールをいただいてしまったので、そのまま休んで次の日に備えることにした。

The Classic Hotel
(ザ・クラシック・ホテル)

所在地 94 Rigenis Str., 1513, Nicosia
電話番号 22-664006
http://www.classic.com.cy/

ニコシア観光局
http://www.visitnicosia.com.cy/

【取材協力】
キプロス政府観光局

http://www.visitcyprus.com/

カタール航空
http://www.qatarairways.com/jp

日本旅行業協会
https://www.jata-net.or.jp/

キプロス・インフォメーションサービス
http://www.cyprus-info.jp/

たかせ藍沙 (たかせ あいしゃ)
トラベル&スパジャーナリスト。渡航150回超・70カ国超、海外スパ取材250軒超、ダイビング歴800本超。日々楽しい旅の提案を発信中。著書は『美食と雑貨と美肌の王国 魅惑のモロッコ』(ダイヤモンド社)、薔薇でキレイになるためのMOOK『LOVE! ROSE』(宝島社)など。楽園写真家・三好和義氏と共著の『死ぬまでに絶対行きたい世界の楽園リゾート』(PHP研究所)は4刷で、台湾・中国にて翻訳出版、第2弾『地球の奇跡、大自然の宝石に逢いに… 青の楽園へ』も中国で出版された。『ファーストクラスで世界一周(仮題)』近日刊行予定。
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