まだ大丈夫? 自己暗示は予防にあらず。
いまや花粉症人口は、2000万人超。計算すれば5人にひとりは花粉症という時代です。春先になるたびグズる鼻に気づきながらも、「私はまだ花粉症じゃない!」と言い聞かせるように暗示をかけている人もチラホラ……。
でも早めの体質改善で回避できれば、そのほうが自己暗示より効果的! 今回は薬局で買えるタイプをご紹介。
グスッときたら……小青竜湯!
小青竜当湯は、麻黄、芍薬、半夏、乾姜、甘草、桂皮、五味子からなる調合薬。但し、この処方が禁忌の体質もあるので、服用前には必ず薬局で確認を。※写真はイメージ
一般的に漢方は、「病名判断」ではなく「体質から症状を読み解く」もの。けれど生薬のひとつひとつには「気管支を拡張する」「清熱」などの作用があるため、大まかなガイドラインが存在するものもいつくかあります。
アレルギー性の花粉症も、そんな症状のひとつ。
漢方処方では、「小青竜湯」です。薄く水っぽいタンをともなう咳や鼻水がでる、アレルギー性鼻炎や気管支炎などに用いられます。
但し、黄色っぽいタンや鼻水、胃弱、高血圧、のどのヒリつきや乾きがあるケースでは服用禁忌。漢方薬といえども副作用もあるので、医師や薬剤師に必ず相談が必要ですが症にあえば症状はピタリ! おすすめです。
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