人気のカレーは必ず食べたいし
熱々のスープや炒飯、点心も!

3階からも飛行機を望むことができる。このシルエットもなかなかいい!

 成田空港発22時台のフライトは、なぜかたいがいは出発が早くなる。だから早めに行くに限る。だって、ラウンジに寄る時間がなくなってしまったら楽しみがひとつ減ってしまうから。

左:階段は吹き抜けになっていて、豪華な照明が階下のイスを照らしている。
右:手前は人気のカレーコーナー。カレーは専用の黒い器で。

 下の階(2階)をひと通りチェックしたら、急いで3階へ。食事はビュッフェスタイルだ。手前には温かいお料理、スープ、カレーなど、壁際にはサラダバーとコーヒーなどが並んでいる。「JAL特製オリジナルビーフカレーは食べなくちゃ! でも、他のお料理も美味しそうで迷う!」などとしばしウロウロ。

サラダバーには新鮮な野菜やフルーツが並ぶ。

 「やっぱり全種類食べよう!」とお皿を手に点心を取ろうとしたところに、「温かいものをお持ちしますよ」とラウンジスタッフのイケメンの方(写真撮り忘れた!)からのうれしいオファーが。

 容器にはまだいくつか残っていたのだけれど、さっと奥に持って行くとすぐに湯気が上がった蒸したてのシュウマイとえび蒸し餃子を持ってきてくれた。「わぁ、美味しそう!」とお礼を言ってお皿に取った。

温かいお料理のコーナー。この日のメニューはシュウマイとえび蒸し餃子、チキンカツ。特製カレー、炒飯、2種類のスープなど。
蒸したての熱々のシュウマイとえび蒸し餃子!

 2時間くらいしたら機内食の時間だけれど、やっぱり美味しいものが目の前にあったら我慢できない(笑)。イタリアのスパークリングワイン片手に、しっかり完食して搭乗口へと向かった。

ついガッツリ取ってしまった。もちろんおいしく完食!(笑)

 ちなみに、JAL特製オリジナルビーフカレーは、SNSにアップされることも考えて、フォトジェニックな黒い器が用意されているというのだから驚きだ。

 もちろん美味しいから人気なのだけど、その美味しさを広めるための工夫があったとは! ちなみに、シャンパンとカレーをペアで写真に撮る方も多いのだとか。

 時間をかけて開発した本気のカレーで、搭乗客の声を聞きつつ進化してきた。当初は昼以降に提供していたが、要望が多かったことから朝食の時間帯にも出すようになったという。

 サクララウンジを利用する機会があったら忘れずに食べるべし!

2017.05.11(木)
文・撮影=たかせ藍沙