グローバルクラブ専用カウンターと
国内線サクララウンジ
右:チェックインカウンター横にあるグローバルクラブメンバー専用のエントランス。扉の先は保安検査場だ。
国内線の場合は、JALグローバルクラブ専用のチェックインカウンターがある。その横にある専用のエントランスを入ると専用の保安検査場だ。
並ぶことはないので出発ギリギリに空港に到着したときにはありがたい。私は羽田空港に出発15分前に着いて、ラウンジでトマトジュースを飲んでから搭乗したことがある(読者の皆さんは決してまねしないように。笑)。
国内線のサクララウンジは、上級ステイタスを持っていなくても3,000円で利用することができる。でも、グローバルクラブのメンバーなら無料だ。
サクララウンジ内にはソフトドリンクとアルコール類があり、食事の用意はない。食べ物はおつまみ程度(あられなど)だ。それもそのはず、平均滞在時間は15分なのだとか。
右:羽田空港ほど広くはないけれど、座り心地のいいイスが並んでいる。
ちなみに、国内線でもファーストクラスラウンジには軽食が用意されている。おにぎりやスープのほかに、国際線のラウンジで人気のJAL特製オリジナルビーフカレーをベースとして開発されたJAL特製焼きカレーパンがあるという。いつか食べてみたいものだ。
グローバルクラブの特典のひとつに、クラスJ(国際線のプレミアムエコノミーに相当)にアップグレードできるクーポンがある。枚数に限りがあるけれど、シートがゆったりとしていて乗り心地がいい。
ファーストクラスで世界一周しただけでも楽しかったのに、その時に得た上級ステイタスで後々まで快適なフライトを楽しむことができるとは! 世界一周を計画している皆さんは航空会社のステイタスを獲得できるよう、事前の準備をお忘れなく。
たかせ藍沙 (たかせ あいしゃ)
トラベル&スパジャーナリスト。渡航150回超・70カ国超、海外スパ取材250軒超、ダイビング歴800本超。日々楽しい旅の提案を発信中。著書は『美食と雑貨と美肌の王国 魅惑のモロッコ』(ダイヤモンド社)、薔薇でキレイになるためのMOOK『LOVE! ROSE』(宝島社)など。楽園写真家・三好和義氏と共著の『死ぬまでに絶対行きたい世界の楽園リゾート』(PHP研究所)は4刷で、台湾・中国にて翻訳出版、第2弾『地球の奇跡、大自然の宝石に逢いに… 青の楽園へ』も中国で出版された。『ファーストクラスで世界一周(仮題)』2017年夏刊行予定。
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Column
トラベルライターの旅のデジカメ虫干しノート
大都会から秘境まで、世界中を旅してきた女性トラベルライターたちが、デジカメのメモリーの奥に眠らせたまま未公開だった小ネタをお蔵出し。地球は驚きと笑いに満ちている!
2017.05.11(木)
文・撮影=たかせ藍沙