こだわりのアレンジおかきも食べてみて!

 焼きおかきも種類豊富。好きな味のおかきを見つけるのも楽しい。お店では、数種類が試食で出されます。

試食ができるおかきいろいろ。
焼きおかき色々。右から時計回りで「有明海苔と紀州梅のおかき」「兵庫県家島産海老のおかき」「兵庫県産黒千石大豆のおかき(小粒な黒豆のおかき)」「伊豆大島さくらのおかき」「本格塩サラダおかき」「無添加アーモンドと白大豆のおかき」「新・無農薬の丹波黒大豆おかき(農薬不使用丹波篠山産、丹波黒大豆のみ使用)」「おいしい醤油のおかき(和歌山と京都の醤油蔵めぐり)」「道南産1等天然真昆布と兵庫県産もち大豆おかき」。

 「有明海苔と紀州梅のおかき」「兵庫県家島産の海老おかき」、和歌山と京都の醤油をブレンドした「おいしい醤油のおかき」、「道南産真昆布と兵庫県産もち大豆おかき」など、ふたりが日本中から選んだこだわり素材を直に味わえるものが色々。

 「無添加アーモンドと白大豆のおかき」「無農薬の丹波黒大豆おかき」「兵庫県産黒千石大豆のおかき」など、希少な素材を使ったものや定番の「塩サラダおかき」もあって、さらに「伊豆大島さくらのおかき」など、季節限定のおかきも登場します。

「無農薬のほうじ茶ホワイトチョコレート」。

 「目指しているのは、お子様から年配までおいしいな! と言っていただける素材の味がわかるおかき。素焼きのおかきの味でいえば、お米が本来持っている、透き通った甘みです」と恭平さん。

 商品のラベルには「僕が本当に造りたかったおかき」と、その熱い思いがストレートに記されています。

焼きおかきは1袋400円~。
使用している餅米。

 「厳選した熊本県産の一等ヒヨクモチ米のみを、杵搗き製法にてお餅にし、薄く切って乾燥するんです。精米、米漬け、餅搗き、寝かし、乾燥、焼きという伝統の製法。完成までに6、7日間ほどかかるんですよ」と恭平さん。焼きおかきは、一枚網手焼き製法で焼き上げるのだとか。

「毎月数回、雪彦山の山上の水汲み場まで、山の湧き水を汲みに行っています。使っている餅米が育った白川水源の水によく似た水質だから」

 生産者がわかる素材で、オーガニック・無農薬・減農薬、水にまでこだわり、着色料や保存料、上白糖や添加物などを使わない無添加のプレミアムおかきなのです。

 サクふわで素材の持ち味がしっかり感じられる優しい味わいのおかきは、本当においしい。小麦アレルギーや添加物アレルギーで困っている人にもおすすめです。

TAKAMIOKAKI(タカミオカキ)
所在地 兵庫県加古川市加古川町粟津767-1
電話番号 079-440-1849
http://takamiokaki.com/jp/

宗田洋子(そおだ よおこ)
ライター。神戸生まれの神戸育ち。神戸を離れたことがない神戸っ子。ライター歴30年以上で、関西の雑誌の取材だけでなく全国誌でも関西取材を手がけ、老舗から新店まで回ったお店は数知れず。移り変わる街を見続けてきた。食いしん坊で飲んべえ。

Column

そおだよおこの関西おいしい、おやつ紀行

生まれも育ちも神戸の生粋の神戸っ子で、長年の関西での取材経験からおいしいお店を知り尽くしている、ライターのそおだよおこさんが、関西の「今、食べてほしい!」というおやつを紹介します。

2017.04.23(日)
文・撮影=そおだよおこ