注目シェフが映画祭で披露した意外な一品
サンダンス映画祭では、このジョシュとジェイソンの2人がシェフとして参加してレセプションで腕をふるった。
創意工夫がいっぱいの料理を作るシェフ2人がここで披露したのは、なんと“生ガキ”。それぞれに自分のレストランでは、個性的な料理を作っているが、ストレートに素材を味わってもらうのが一番シアトルの食の素晴らしさを感じてもらえるという考えからだろう。
ジェイソンが、生ガキにつけるサルサを担当。ジョシュは、ご自慢のパスタを小さな皿で出した。出した端から飛ぶようにカキがなくなって、シェフはうれしい悲鳴。
ソウルフルな音楽が響く中、美しい『FIVE BY FIVE』の映像が流れ、おいしい生ガキとワシントン州産のワイン片手のパーティ。五感で堪能するシアトルが会場に満ちていた。
【取材協力】
シアトル・ワシントン州観光事務所
http://www.visitseattle.jp/
小野アムスデン道子 (おの アムスデン みちこ)
ロンリープラネット日本語版の立ち上げより編集に携わったことから、ローカルグルメや非日常の体験などこだわりのある旅の楽しみ方を発信するトラベル・ ジャーナリストへ。エアライン機内誌、新聞、ウェブサイトなどへの寄稿や旅番組のコメンテーター、講演などを通して、次なる旅先の提案をしている。
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2017.03.21(火)
文・撮影=小野アムスデン道子