マドレーヌ、ジャムパイなど、焼き菓子もおすすめ!
そもそもは、1920年代、横浜に外国の人がたくさん住んでいた時代、あるスイスのご婦人がレシピを喜久家さんに持ち込んで、それにこたえて作ったお菓子のおいしさが評判になって、各国の人からレシピが次々と集まり、喜久家さんは洋菓子屋さんとして繁盛したのだそう。
そんな古きよき時代の贅沢で本格的な洋菓子をずっと作り続けているお店ですから、焼き菓子類もとってもおいしいです。
バターの香り豊かなマドレーヌ、ストロベリージャムをサンドしたパイの“ジャムダーツ”や、しっとり焼きあがったレモンケーキ、はちみつを惜しみなく使ったハニーケーキなど、手みやげにぜひどうぞ。
このお店を知っている人とは「ずっとなくなってほしくない味だよね」と語りながら一緒に食べたいし、このお店をまだ知らない人には、「これ、横浜の自慢のお店のお菓子なんだけどね」と宣伝しながら一緒に食べたいお菓子です。
喜久家
所在地 神奈川県横浜市中区元町2-86
電話番号 045-641-0545
Column
肱岡香子のSweetsな手みやげ
フードスタイリストでお菓子大好きな著者の、豊富な“手みやげ”経験を元に、季節に応じた見目麗しいお菓子の数々をご紹介します。
2016.12.20(火)