そびえ立つミートタワーには7種の豚 女子好み間違いなしの豚焼肉の新店！

ヘルシーなのにおいしいって、ずるくないですか!?

 気になるメニューを発見してしまいました。ヴィーガンミートもあるんですか？

「LAヴィーガンミートをお出ししています。大豆でできた、お肉に似せたものです」

 それってテンペのことですね。どんな感じで提供されるのでしょう。わくわく。

イチョウ形にカットされたヴィーガンミートをまずは鉄板で焼いていきます。さらにトルティーヤも軽く炙られ、予想外の展開に。

 トルティーヤ、ヴィーガンミート、自家製のサルサソース。さらに、パクチーと玉ねぎみじん切りで作られたレリッシュをちょっとのせて、パクっ。

これぞ、メキシカンスタイル。すばらしい！

しかも、このレリッシュは、最後にあることに活用できるのです。お楽しみに……。

 このヴィーガンミート、コレステロールフリーで低脂質なのに、肉と変わらない高たんぱく質。だから、バンバン摂取しても問題なし！ 女子は絶対イクべき！

「もうひとつ、面白いものを食べてみませんか？」

 と出てきたのが、カルメギサル。豚ハラミですって。

 おお、これはなかなか珍しい。生のままタレに漬けこんだものを、鉄板へ。醤油の香ばしい匂いに包まれます。

 さんざん食べてきたあとだというのに、まだお腹がすいてきます。うーん、豚マジック!?(いや、ブタマジンだから！)

食べやすくカットしたものをそのままでも、タレとともに食べてもいい。また、キムチとミックスして焼き上げてもうまい。いい酒のつまみになります。

 サイドディッシュもステキなラインナップなので、ちょっとご紹介。

 まず気に入ったのがミニトマトキムチ(480円)。

最初は甘みを感じさせ、後味でピリッとくるヤンニョムが絶妙。

 青森県産けんこう豚のポークジャーキー(480円)と、自家製のイチジクソースがかかったローストポーク(680円)。

箸休めにぴったりの2品。ポークジャーキーは本店のある富山で自家製。

 サクッと揚げるように焼いたチヂミは、軽いテクスチャー。

サクサクのチヂミ。この日は、牡蠣がトッピングされていました。

 〆には、ソウルボウル(1,080円)がおすすめ。ただの石焼きピビンバじゃないんです。これまた具材がお好みで選べる、わがままな女子にぴったりの品。

 ナムルと卵黄がデフォルトで入っているので、そこにキムチやチーズ(！)など、6種類の中から3つを選んでトッピング。

米も雑穀米、キムチチャーハン、白米から選べます！

 そして、BUTAMAJINの名物であるスンドゥブ(780円)も忘れちゃダメ。辛さのなかに、エビやアサリの出汁がしっかりと出て、しみる～～。

 ここでさらなるお楽しみが。さきほどメキシカン風の時に残しておいたパクチーレリッシュをスプーンひとさじ分投入。するとなんということでしょう、いっきにエスニック風に変化！ 2度おいしくいただけるというわけ。

 もちろん女子会には欠かせないおいしいデザートも用意。ヘルシーな豆腐アイス(350円)をはじめ、酵素フルーツのヨーグルトフォンデュ(480円)、自家製スモア(480円)など、最後まで手を抜きません。

 これらを単品オーダーで頼んでもいいけれど、前菜盛り合わせ、本日のお肉3種盛り、チヂミ、スンドゥブ、ビビンバ、デザートがセットになった、得な3,500円のコースもあり。

 コンクリート打ちっぱなしのオシャレな店内には、4人用、6人用テーブルのほか、カウンター席も含め客席は40。ミニ個室もあり。女子会はもちろん、デートにも使えますよ！

 「豚肉の可能性をもっと広めたくて」という本田社長の熱い思いが詰まった店。この日いただかなかったほか3種(カナダポーク、那須高原豚、マンガリッツア豚)も食べてみたいし、早くも再訪したい気持ちでいっぱいです。

2016.09.19(月)
文・撮影＝Keiko Spice
写真協力＝道明寺さくら