大阪シリーズ第4弾でラストのお店は北堀江の「LE PINEAU(ル・ピノー)」。

 おいしくて、常時30種と種類が豊富で、そのうえ1個300~400円とリーズナブルな値段の生ケーキで有名な大人気の洋菓子店です。ズラリと並んだケーキは、「高くておいしいのは当たりまえ。安くてええもんこそ、大阪の心意気」とアピールしているように見えました(笑)。

 そんな大阪的心意気は生ケーキだけでなく、焼き菓子にも表れています。中でも私が手みやげにおすすめしたいのがクッキー。

左上から、アーモンド、チョコチップ、コーヒー、ピスタチオ。サックリ軽めの歯ごたえなのは共通していて、味わいはそれぞれの持ち味がはっきり出てます。

 オレンジの風味がアクセントのオレンジクッキー。スライスアーモンドのたっぷり入ったアーモンドクッキー。炒りたてのコーヒー豆のような風味豊かなコーヒークッキーなど、どれもサックリと焼き上がった、軽めの食べやすいクッキーです。

 大きさもほどよく、1枚ずつ個包装されていて、見栄えもいい。これで1枚70円。20枚でも1,400円です!

上段左から、ココアクッキー、紅茶、マーブル、ココナッツ、チーズ、オレンジ。「きさんじクッキー」の“きさんじ”は大阪弁で明朗快活という意味なのだそう。

 社内の人への大阪出張のお土産などにもってこいです。職場の手みやげは、めずらしいものとか凝ったものを探して買っていくより、どなたのお口にも合いそうなオーソドックスなお菓子が、結局、一番喜ばれるってことはあります。

2016.06.24(金)