“ジビーフのロースト”。様似町から滋賀県の「サカエヤ」新保吉伸氏の手当を経て入荷。 “野萱草(のかんぞう)と生雲丹”は名残りの野萱草を軽く茹でて刻んだものと生雲丹と豆乳ソースで。 “ウドのパスタ”はウドの葉を練り込んだパスタに具にウドを使う。 “アスパラガスとジャガイモのグラタン”。グラタンの中に卵黄を仕込むのは得意技。アスパラはパスタの茹で汁で2秒の湯通しした後に焼き目をつける。 「農楽蔵」のワインには出合えるも八卦。コース 5,500円~。 緑に囲まれた入口。 夏季限定の“川海老ととうきびのかき揚げ”。まさしく北海道の夏の味。 釣りホッケの開き 850円。神経締めは釣り上げて即、船上で行う。 釣り仲間が、津軽海峡方面で釣り上げた50キロの本マグロ。思わず見惚れるような身質。 “お刺身6種盛り合わせ”(2人前) 1,500円。手前の白身は店主自ら神経締めをした真ゾイ。右の真ダラの昆布締めは鮮魚店に神経締めを教えた成果とか。 焼き物は炭火焼き。大衆魚扱いされるホッケも神経締めなど丁寧な仕事を施されると格別の味わいに。 こののれんが目印。 セラーの小窓。客はセラーには入らず、店主に希望を伝え、持ち出してもらうシステム。ワインはフランス、イタリアを中心にドイツ、ポルトガルなども。 店主ご夫妻。片岡寛孝さん(左)、ソムリエの美夏さん(右)。 2019年開店。函館はご主人の出身地。 チーズは道産も含めて大充実。「山田農場チーズ工房」の“ガロ”やフレッシュタイプの山羊チーズのほか、「しあわせチーズ工房」の名ハードチーズ“幸(さち)”なども。 極薄の切りたて生ハム。盛り合わせ 2,300円。 受け取り時間を指定すれば、直前に切り出してくれる。 ワインはほぼすべてナチュラル。道産以外にフランス、イタリアのナチュラルワインなども。 “あかり農場豚モツのトマト煮込み” 700円。 この看板が目印。 工房の入り口でまずアヒルが出迎えてくれる。山羊のほか、羊なども。 2006年から農場を開墾し、畜舎・自宅・チーズ工房なども自ら建てた。半地下となっている1つ目の熟成庫の基礎は手掘りだったので、2つ目の熟成庫を重機で掘り始めたときにも「また手掘り?」との声も。 現在、搾乳用の山羊は20頭。朝と夕方に搾乳し、冬場以外はほぼ完全放牧。撮影で傾斜地に上がっていくと、寄ってきては衣服を喰みはじめる。布製品も大好物のよう。 看板アイテムのチーズ、“ガロ” 850円。 実は酒販免許もあり、ナチュラルワインなども販売している。 素朴な看板。 工房に併設された宝来店の店頭。角食パンもカンパーニュ生地。カンパーニュ 1,100円、くるみパン 960円など。各1/2カットも。 薪窯は温まるのに時間がかかる。苧坂さんの朝は早い。 元町店は陶器のギャラリーに併設されている。