ご唱和ください「2枚でどうだ!」

 美容志向、健康志向で「アボカドバーガー」をいただいたら、お次はがっつり、バーガーのど真ん中をココロ行くまで楽しみましょう。その名は「『モスの匠味』黒毛和牛のダブルチーズバーガー」。どうですか、このパワーワードの連発連打。「黒毛和牛」の「パティ」と「チーズ」がそれぞれ「ダブル」でどうだと、言わんばかりの大迫力。男性目線でも「これは、手ごわいぞ」と感じさせるボリュームがあります。

 しかも「アボカドバーガーとは正反対!」では言いすぎかも知れませんが、モスバーガーにしては珍しく葉物野菜ナシの「肉&肉!」な構成なのです。肉好きに贈る、肉々しいオトコマエなバーガー。さあ皆さんも、腹をくくってご唱和ください、「いただきモス!」

 ……と身構えたものの、なんでしょうこの意外なほどの食べやすさは。もっと肉! 脂! 肉! 脂! かと思いきや、ややピリカラなオニオントマトソースが味覚の起伏となり、ぱくぱく食べ進むのです。繰り返しますが、見た目のインパクトをいい意味で裏切る、フレンドリーさがあります。

 「モスバーガーでの黒毛和牛の使用は今年で4年目となり、ファンの方には例年ご期待を頂いていますが、今年の『黒毛和牛のダブルチーズバーガー』は、“バーガーを思いっきり食べたい、パティを思う存分楽しみたい!”という声に、パティ2枚にチーズ2枚という構成で真正面から応えた商品と言えます」とは同社商品本部の青山哲久さん。

 ただし和牛の旨みは脂の旨みでもあることから、ややパティが柔らかい傾向がありました。そこで今回の第四世代においては、大きめにミンチしつつ和牛19部位の中でも特にモモ肉の使用を増やして肉感をアップさせていると言います。さらに長年のモスファンなら「おお!」と気づくだろうトピックが、シリーズ名「匠味」(たくみ)の復活です。

 「匠味」とはモスバーガーにおけるバーガーづくりの集大成として2003年~2008年まで販売していたプレミアムシリーズで、今回17年ぶりの復活となります。あの頃とはトレンドも変わり、街にはグルメバーガーをうたうバーガーショップが並びます。その令和NOWに対するモスバーガーの回答とも言うべき挑戦作が、この「『モスの匠味』黒毛和牛のダブルチーズバーガー」なのです。

ハンバーガーって「ごちそう」なんだ!

 1972年3月、東京都練馬区成増に第一号店をオープン。雨後の筍のごとく各地に開店したアメリカンバーガースタイルの中でも、特に日本、和の食材を意識して飛躍の第一歩となった「テリヤキバーガー」を開発。現在では押しも押されもせぬ日本初バーガーの代名詞であるモスバーガーが贈るこの冬のふたつの「ごちそう」。ひとりでほっこり、友人、家族とたっぷりがっつり。“今年頑張ったごほうび”として自分にプレゼントしてみてはいかがでしょうか?

モスバーガー

https://www.mos.jp/