食べるものは、なるべく暮らしの近くで見つけよう
有機栽培や自然栽培で土壌を育てながら種を継いでいる農家の野菜は、なるべくなら自分の暮らす場所の近くで探した方がより良い。やはりその土地の環境に適応した野菜は、その土地で暮らす人がその時期に食べるのに最も適していると思えるからです。
しかし、これは実際に探すとなるとなかなか難しい。日本の有機栽培の農地面積は、野菜で全体のたった0.36%、お米で0.1%しかシェアがない。Table to Farmは、有機栽培や自然栽培で種を継ぎなら育てられた『素の味』を感じる野菜を選んでいますが、近所で見つからなかった時の、もしくは近所では端境期で今は野菜がないな、という時のための、二つ目の選択肢にしてもらえたらいいと思っています。
おいしい野菜は、料理を簡単にして、身体を元気にする
そして、そういった生命力のある野菜は、往々にして料理が簡単になる。もうほとんど蒸すだけで、焼くだけでいいものが多い。ちょっとお塩があればそれでいい。もちろんその時のお塩は、ミネラル豊富な自然海塩を選ぶといい。料理がどんどん簡単になって、それでいておいしくなって、僕たちの身体は未来を感じる力が増すように元気になる。自然な姿に沿って生きることは、なんて合理的な生き方なのでしょうか。身体が食べたものでできているように、考え方をつくる脳みそも、ちゃんと食べたものでできている。
生命力のある野菜の力をぜひ味わってみてください。
食べる人がつくることに関わる時代へ。
0.1%しか流通しない『素の味』が一堂にあつまる会員制の宅配スーパーマーケット
Table to Farm
Table to Farmは、現在わずか0.1%しか流通しない『素の味』が一堂にあつまる会員制の宅配スーパーマーケットです。自然な農法で育まれた在来種の米や野菜、伝統的な天然醸造でつくられた発酵調味料。森の中で自由に走り回る放牧の鶏や豚、春は山菜、秋は木の子など、11ヶ月かけてラインナップを検討し、各カテゴリー最大3つまでにセレクトされた、“自然がつくる好みを超えたおいしさ”をお届けします。
https://tabletofarm.jp/
東の亀の尾・西の旭 〜新米の食べ比べ・先行販売会 2025〜
Table to Farm は、オープン当初より自然栽培で育てられた亀の尾と旭(朝日)を販売しています。
亀の尾と旭(朝日)日本の米の『素の味』とも言える2つの在来米を、一堂に味わう特別な日として、この度、新米食べ比べ・先行販売会を開催致します。会員の皆様は無料でご参加いただけます。(事前申し込み必須)
ぜひ毎年、全国の農家さんから届いた新米を囲みながら、つくる人・食べる人が交わり、日本の稲作と食文化の未来を考える時間をともに楽しみましょう。
【開催概要】
https://peatix.com/event/4632440/view
日程:2025年11月23日(日)
時間:第1部 11:30-13:30 / 第2部 14:30-16:30 会場:eatrip soil(東京都渋谷区神宮前5−10−1 GYRE4F)
チケット:事前オンライン申し込み
各回 定員:20名
参加費:Table to Farm 会員:無料ご招待、一般:1,100円(税込)
※各回の内容は一部重なりますが、トークゲストが異なります。
※参加は1部・2部いずれかをお選びください。
※トークゲスト等、イベントの詳細は、随時Table to Farm 公式Instagramにて更新します。
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- staff
- 文=相馬夕輝(Table to Farm)
写真=峰岡歩未 - keyword
