那須の森に点在する別荘のような客室

 「リゾナーレ那須」の客室は、広大な天然生林のなかに6タイプ、43室が点在。例えば、「本館デラックスメゾネット」は、1階にリビングスペース、2階にベッドルームを設えた60平米の客室で、バーテーブルやソファの他に、両階にテラスがあり、さまざまなくつろぎ方ができます。

 「OTTO SETTE NASU」のある、静かな別館エリアにも客室があり、特に海外からのゲストに人気だそう。リビングとベッドルームが一体となった「別館プレミア」は、リビング側が水庭、ベッドルーム側は美しい森に面し、屋外には四季折々の自然を楽しむ、各客室専用のベンチが備え付けられています。

茶臼岳がもたらす恵みの温泉と森に浸る

 各客室にはバスタブが完備されていますが、じつは温泉大浴場も密かな人気スポット。那須連山の主峰、茶臼岳の山麓に位置する那須温泉は、活火山がもたらす、古くから親しまれてきた湯です。

 石造りのモダンな内湯と、森を間近に感じる外湯がシームレスにつながる空間で、朝は清々しい空気と野鳥のさえずりに満たされ、夜は森に息づく生き物の声と高原に瞬く星を眺めて。四季折々に変化する景観を楽しみながら、湯浴みを満喫できます。

 湯上がりのひとときは、森林浴もおすすめ。ほてった肌にひんやりとした森の空気が心地よく感じられます。湿った土や枯葉の匂い、爽やかな木々の香りを胸いっぱいに吸い込んで、心も体もととのうひとときを。

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