大阪・関西万博の熱気も冷めやらず、さらなる盛り上がりをみせる大阪の街。なかでも、いま一番注目のエリアと言えば、大阪駅・梅田駅からほど近い、梅田の北部「うめきた」エリア。2025年4月に開業した「ウォルドーフ・アストリア大阪」は、ヒルトン最上級ラグジュアリーブランドの日本初進出として、注目を集めています。

 さらに、2024年に開業した「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」、大阪城を眼下に一望できる「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」と大阪市内に相次いで誕生したヒルトンの3つのホテルの魅力を体験するツアーに参加することに。ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス®・カード(以下、ヒルトンアメックス)を賢く活用すれば、大阪旅行がさらに楽しくなること間違いなし! 3つのホテルがお得になるさまざまなサービスと魅力の旅をご紹介。

» 【ウォルドーフ・アストリア大阪】日本初上陸、NY発祥の名門ホテル
» 洗練と品格のホテル空間
» 心を動かされるアフタヌーンティー
» 余白を感じるという贅沢体験
» ホテルステイを贅沢で特別なものにしたい人へおすすめ
» 【キャノピー by ヒルトン大阪梅田】ヒルトン系ライフスタイルホテルの日本一号店
» ユニークでスタイリッシュなホテル空間
» 地元の味も楽しめる充実のレストランやカフェ
» 要チェック! 朝食やバーでうれしい特典
» 再解釈された “大阪らしさ”
» ホテル滞在中にも大阪を満喫したい人におすすめ
» 【ダブルツリー by ヒルトン大阪城】大阪城至近、利便性×おもてなしのブランドホテル
» モダンな客室や癒しの共用施設
» 城下町を望む特等レストラン「SEN(千)」
» ランチのみの利用も可。ホテル時間も観光も欲張りたい人におすすめ
» ヒルトン・オナーズAMEXがもたらす新しい旅の形
» 例えば、1日目はとことんホテルステイ。2日目は大阪の街へ
» 小鉢、どて焼き、串カツ...“おうちごはん”感覚で
» コスパと使い勝手、それが「大阪屋」の真骨頂


【ウォルドーフ・アストリア大阪】日本初上陸、NY発祥の名門ホテル

 2025年4月、大阪・グラングリーン大阪南館に誕生した「ウォルドーフ・アストリア大阪」。ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランドが日本に初めて上陸したというニュースは、ホテル好きのみならず、旅を愛する人々の心をときめかせました。

 洗練されたアールデコと、日本の“和”の風情が響き合う空間を、今回はアフタヌーンティー体験を中心に内覧し、じっくり味わいました。

洗練と品格のホテル空間

 ホテルに到着し、大きな扉をくぐると、まず出迎えてくれるのは壮麗なグランドエントランス。ニューヨーク発祥の“ウォルドーフ・アストリア”ブランドの格式を感じさせる重厚さがありながら、温かさを忘れていない。大理石やウッド、真鍮を使った調度、柔らかなライティングが、ただ美しいだけでなく宿泊者を癒やし、迎え入れる心意気を感じさせます。

 館内には「ウォルドーフ・アストリア スパ」、屋内プール、そして大阪湾や街並みを一望するラウンジ&バー「ピーコック・アレー」など多彩な施設が。都市の喧騒を忘れさせる空間で、心と身体も癒されます。

 客室は31階から38階に配置され、全252室。46平米のデラックスルームから193平米のプレジデンシャルスイートまで幅広く、利用シーンに応じてセレクトできます。香港を拠点に活躍するデザイナー、アンドレ・フー氏が手がけたインテリアは、アールデコの幾何学文様と、日本の障子や和紙、組子細工などが融合。ラグジュアリーを表現するのは“調和”と“心地よさ”だと教えてくれるよう。

 天井高の窓からは大阪の街の光と淀川や大阪湾の風景がパノラマで広がります。昼の日差しはもちろん、夕刻の光の移ろいもまた美しく、時間帯によって異なる表情を見せてくれます。

心を動かされるアフタヌーンティー

「ピーコック・アレー」が提供する季節のアフタヌーンティー(取材時は夏のアフタヌーンティー)は、その空間が醸す格と同じくらい、味と演出においても心を動かされる体験でした。

 まず目を奪われるのは、テーブルに並ぶスイーツとセイボリーの数々。旬の果実を使った美しいスイーツ、海と大地の食材を活かした軽やかな塩味の品、繊細なソースや香りの組み合わせに工夫が感じられます。甘みと酸味のバランス、余韻を残すクリームとの組み合わせ、見た目のカラーパレット、ティースタンドのセッティングまですべてが計算済み。

 紅茶やハーブティーのラインナップも豊かで、茶葉の質感や香りの立ち方、ポットからカップへの注ぎ方など、サービスの細部に目を向けたくなります。ドリンクが一杯一杯提供されるたび、スタッフが軽く説明を加えてくれるのも特別感を高める要素に。

 静かな音楽、柔らかな椅子の座り心地、洗練された空間ーーそれらが積み重なって“特別な午後”の記憶をつくります。こんな贅沢な時間も、ヒルトンアメックスに入会すると、アジア太平洋地域ではLike a memberという特典(除外日あり)があり、ゴールド・ダイヤモンドステータスの場合は25%オフになるし、ホテル内でのカード利用だと100円につき3ポイント付与されるというのもうれしいですね。旅先での他の楽しみの可能性が広がります。

余白を感じるという贅沢体験

 このホテルの優れた点は、「余白」が設計されていること。豪華な設備や美しい内装だけでなく、滞在中に“間”を楽しめる場が、あちらこちらに。

 例えば、「ピーコック・アレー」でアフタヌーンティーのあと、座り心地のよい大きなソファで静かに本を読む時間。プールサイドで窓越しに外の光と水の揺らぎを感じる時間など、“動”だけでなく“静”の満足を含んでいます。

 スタッフのサービスも洗練されており、形式ばったものではない。言葉遣いや所作は丁寧で、こちらの問いかけに即応しながらも自然で心地よい距離感を保つ。利用者の名前を覚えて声をかけてくれるなど、小さな気配りが重なり、滞在がより個人的なものになるはずです。

ホテルステイを贅沢で特別なものにしたい人へおすすめ

 ウォルドーフ・アストリア大阪は、その名にふさわしい“格”を兼ね備えつつ、到達点としての豪華さではなく「暮らすように過ごすラグジュアリー」「美しくあることと心地よくあることの両立」を示してくれるホテルだと感じました。

 アフタヌーンティー体験はその象徴で、甘さと酸味、見た目の華やかさと雰囲気の静けさ、自然光と室内照明の微妙なブレンドが訪れる人の五感を満たしてくれます。

「贅沢な午後を過ごしたい」「いつもの時間を少しだけ特別にしたい」と思うなら、このホテルこそが、ぴったりの選択肢に。このホテルで過ごす時間をスケジュールに組み込む価値があり、あなたの旅の記憶に長く残るはずです。

ウォルドーフ・アストリア大阪

住所:大阪府大阪市北区大深町5-54 グラングリーン大阪南館
公式HPはこちら

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