レベルアップを願う中国のお餅「年糕」【心龍】
日本と同じく中国でもお正月に餅を食べる習慣がありますが、お米をついたものではなく、米粉をこねて作った「年糕(ニェンガオ)」が、北から南まで地域ごとにいろいろな味が作られています。「年糕」は「年高」とで発音が同じで、「年々高くなる」という意味合いが。“自分をレベルアップしたい”“収入や地位を上げたい”と願う人にぴったりのラッキーフードす。
上海の定番料理に肉や野菜と餅「年糕」を炒めたものがありますが、「心龍」の具は上海蟹の蟹ミソや卵がたっぷり。蟹料理を得意とする上海出身のシェフが、ミソや卵をみっちり抱えた旬の時期の上海蟹を捌いて取っておいてくれるので、この贅沢な餅炒めが一年中いただけるというわけ。
濃厚な蟹ミソに合わせるは、こっくり味わい深い鶏のスープ。薄切りの年糕は、日本の餅のようにはのびないお餅。歯切れが良くてコシもあり、まるで麺のようにスープと絡み合ってくれます。野菜もしっかり入っていて優しそうな見た目ですが、アクセントの胡椒がバシッと効いているので最後まで飽きさせません。

