入院~陣痛開始
PM10:00 病院に到着。助産師さんによる内診。
助産師さん「指で赤ちゃんの頭に触れられるくらい、赤ちゃんが降りてきていますから、朝までに産まれるかもしれませんね」
私「麻酔、使えそうでしょうか……??」
そもそも、「スイカが鼻から出るくらい」とか「指の切断に近い痛み」という周りからたくさん聞いてきた自然分娩の痛さが恐怖で、無痛分娩を熱望していた私。しかし、こちらの病院では、夜間や休日は麻酔科の先生がいないため、日中の計画分娩にのみ硬膜外麻酔の使用が可能。
「どうか朝まで出てこないでね」と無理を承知でお腹のベビーにお願いすることに。陣痛がいつ始まるかわからないので、旦那さんは一旦帰宅。
AM0:00 生理痛のような痛みを下腹部に感じる。どうやら陣痛が始まってしまった模様。ちなみに、お産の経過は分娩第一期、第二期、第三期と分けられ、初産婦の場合、第一期に10~12時間、第二期に2~3時間、第三期に15~30分かかるそう。
第一期では陣痛の間隔が10分、5分、1分と短くなっていき、それに伴い子宮口が徐々に開いていく。第二期は開き切った子宮口から赤ちゃんを出す期間(陣痛のピークで、テレビドラマなどの出産シーンはまさにここ!)。そして、第三期は胎盤を出す期間。
「ここから10時間かぁ……。長いけど、朝まで持たせて、麻酔を使いたいなぁ……」往生際悪く、お腹の子供にお願いする私。
2011.12.12(月)