出産準備はお早めに
それは思わぬタイミングでやってきました。
9月12日PM9:00 夕食後に席を立った瞬間、体からするっと温かい水のようなものが流れ出た感覚が。「これって破水?」と思った途端、さらに水が溢れてくる。慌てて、病院に電話をかけて助産師さんに状況を説明すると、「たぶん破水ですねぇ。入院準備をして、病院にお越しください」と。
予定日間近でお腹ははちきれんばかり、むくみや腰痛で体はしんどく「もう出してしまいたい!」と思っていたのに、実際その時が目の前に迫ってくると、それはそれで焦るもの。
破水とは、赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れて、羊水が外に流れ出すこと。ほとんどは陣痛がピークにさしかかるころに起こるものの、陣痛が始まる前に破水することもあり、これを「前期破水」というそう。
この前期破水を起こすと、「今まで赤ちゃんを守っていた卵膜というバリアがなくなるので、膣から細菌が子宮内に入って感染症や合併症を引き起こすこともあります。なるべく早く診察を受け、入院が必要ですよ」というのが助産師さんの説明。
もともと、9月16日に硬膜外麻酔を使う計画分娩を予定していた私。
予定が4日も早まったことで、「原稿をまだ送っていなかった!」「冷蔵庫の整理はできてないし、まだ生ものも残ってる!」「明日お風呂掃除しようと思っていたのに……」と焦るが、とりあえず仕事中の旦那さんに電話をかけて、帰宅してもらい、一緒に病院へ向かうことに。
2011.12.12(月)