プランを上手に使って、たった2泊でもリゾートを満喫
ダナンに1泊してローカルフードを楽しんだ後、アンサナに到着したのは午後2時。先ほどまでの大都会の喧騒が嘘のようにのどかな環境の中に、リゾートはある。まだまだ外は暑いけれど、ベッドルームとリビングスペースが分かれ、テラスにプールもあるゲストルームは快適そのもの。部屋からそのままジャブン! とプールに飛び込み、ベトナム中部のご当地ビール、ラルーをグイッと飲んで、すっかりリゾート気分に。
到着当日はゲストルームのプールでのんびり。翌日の午前にスパ、午後は古都ホイアン観光、最終日はスパと海でくつろいで夕方にチェックアウト、夜便で帰国――というのが、この旅のスケジュール。たった2泊しかできないけれど、十分にのんびりすることができる。
右:ダブルシンクで広々としたバスルームには、オリジナルのアメニティが。
「アンサナ」の隣に立つのは、ラグジュアリーブランドの「バンヤンツリー」。両ホテル間は運河をボートで移動できるし、バギーの送迎もある。手つかずの自然に囲まれていて、周辺にダウンタウンも屋台もないリゾートでは、テイストの異なる2つのホテルをこうして自由に行き来するのも、楽しみのひとつ。
スパ受け放題プランでは、ボディセラピーやボディポリッシュ、フェイシャルなど、トリートメントメニューを組み合わせることができる。もちろん、セラピストの丁寧なカウンセリングつきだ。バジルとミントの香りが爽やかなボディポリッシュ、温めたセサミオイルが背中のコリをほぐすバックセラピー、筋肉組織の奥深くまで働きかけるディープなセラピーなどなど、滞在中は存分に極上のトリートメントを堪能した。
右:出発時間が気になる最終日の午後は、夕方までテラスのプールでのんびり。
2015.12.29(火)
文・撮影=芹澤和美