高級ワインをズラリと並べてテイスティング!
JALオリジナルの、消臭効果つきのリラクシングウェア。持ち帰るときに便利な、共布の収納袋も付いている。
ここで、リラクシングウェアに着替えることに。これは、「たかせ藍沙のファーストクラスで世界一周」の初回でご紹介したものと同じ。胸にJALのロゴが刺しゅうされた淡いグレーのトレーナーに、チャコールグレーのスウェット素材のパンツ。そしてトレーナーと共布の収納袋が付いていて持ち帰りOKというもの。
ニューヨーク便のときには、旅の始まりに荷物を増やしたくなかったので持ち帰らなかったが、今回はいただくことにした。
ギャレーの横の棚には、ていねいにディスプレイされたおやつとメッセージカードが。トイレにいくときにチェックしたい。
ギャレーの横にある棚には、夜中に小腹が空いたときに食べることができる、あられやおせんべいなどが、きれいにディスプレイされていた。傍らには、東北の被災地へのメッセージカードが。ここにメッセージを書いてCAさんに渡すと、JALが被災地に届けてくれる。JALが続けている小さいけれど心に響く活動だ。
リラクシングウェアに着替えている間に、ベッドメイキングをしてくれた。
トイレから戻ってきたら、隣のシートのベッドメイキングが終わっていた。シートの上に敷くマットと枕は、片面がソフト、もう片面がハードとなっている、JALスカイスイート特別仕様の「エアウィーヴ」。硬さを選ぶことができるのだ。今回もハードをお願いした。疲れている時にはハードがお勧めなのだとか。
まずは、白ワインを4種類テイスティング。左から、日本の勝沼産アルガブランカ ヴィニャル・イセハラ 2011、オーストリア産ブリュンデルマイヤー グリューナー・フェルトリーナー アルテ・レーベン 2012、フランス アルザス産ギュスターヴ・ロレンツ リースリング・グラン・クリュ カンツェラーベルグ 2007、そして、フランス ブルゴーニュ産ムルソー プルミエ・クリュ レ・シャルム 2013。私が選んだのはムルソー。
そして、赤ワイン。左から、フランス ブルゴーニュ産ヴージョ プルミエ・クリュ “レ・プティ・ヴージョ”2012、ジャカルタ便とヨーロッパ便限定の、楠田浩之さんが造るニュージーランド産クスダ マーティンボロー ピノ・ノワール 2013、そして、シャトー・ダルマイヤック ボイヤック 2007。私の好みは、エレガントで豊かな香りの楠田さんのピノ・ノワールだった。
でも、まだ寝ている場合ではない(笑)。ワインを飲んでいないのだもの。後ろの方はもうお休みになった様子。私ひとりに、CAさんが2人という、カタール航空に搭乗したときのプライベートジェット気分ふたたびという展開になった。またまたわがままをお願いして、ワインを全種類テイスティングさせていただくことに。白を4種類と、赤を3種類。好みのワインを選んでから、今度はチーズの盛り合わせをお願いした。
夢のような各国の高級ワインの中から選んだ2杯のお供には、チーズの盛り合わせを。スティック野菜や蜂蜜、ドライフルーツも添えられていて完璧!
私だけのために次々と開栓される高級ワイン! これぞファーストクラスの醍醐味といわんばかりのぜいたくなひとときを堪能し、このまま朝まで飲んでいたいと思ったものの、旅の疲れには勝てない。機内とは思えないくらいに寝心地がいいベッドが私を誘っていた。テイスティング後、白と赤を1杯ずついただいたところで、歯を磨いて、一気に夢の中へと吸い込まれていった。
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- 文・撮影=たかせ藍沙
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