強烈に甘~い名物の数々はクセになりそう!
朝、早起きしてフレンチ・マーケットの有名カフェ「カフェ・デュ・モンド」に行く。8時半のオープンだが開店前からすでに列が出来るほどの人気店なのだ。
シンボルの緑と白の縞模様のテントの下にあるオープンテラスは、粉砂糖が山盛りのベニエ(四角形の揚げドーナツ)とコクのあるチコリ入りフレンチ・ロースト・コーヒーを楽しむ人でいっぱい。
ベニエは、外はさっくり、中はもちっとした歯触り。意外に軽くて朝食にも楽しめるドーナツだ。「カフェ・デュ・モンド」は人気チェーン店で日本にも進出しているほどだが、ここニューオリンズの本店は、粉砂糖のかけっぷりが違う。
Café Du Monde(カフェ・デュ・モンド)
所在地 800 Decatur St, New Orleans, LA 70116
電話番号 +1-504-525-4544
URL http://www.cafedumonde.com/
そのまま、1791年から続くというフレンチ・マーケットをぶらつく。クレオールやケイジャンのスパイスや、アフリカから伝わったブードゥー教のモチーフの雑貨など、ニューオリンズらしいものが見つかる。
「アーント・サリーズ」は4代続く老舗。オリジナルのクレオール・プラリネは、アメリカ版豆板といった感じで強烈に甘いけど、ペカン・ナッツの香ばしさと相まって、ちょっとクセになりそう。
ここで、フレンチ・クォーターを案内してもらうガイドのオノレー・ダイアンさんに会う。ティニョンというヘッドスカーフを巻いたエキゾチックなダイアンさんは、自身、西アフリカのセネガルから来たカリビアンの血を引くクレオールだ。
Aunt Sally's(アーント・サリーズ)
所在地 810 Decatur St, New Orleans, LA 70116
電話番号 +1-800-642-7257
URL http://www.auntsallys.com/
2015.08.11(火)
文・撮影=小野アムスデン道子