イリノイ、ウィスコンシン、アイオワ、ミネソタの中西部4州を回りながらアメリカらしい充実した朝ごはんをいただきます。第2回は、時が止まったような昔ながらのアメリカの町、イリノイ州ガリーナへ。
手作り感あふれるボリュームたっぷりの朝ごはん
同じイリノイ州の大都会シカゴから車で走ること約3時間、ガリーナは緑に囲まれたヒストリカルタウンで、まったく趣の異なる魅力を持つ町だ。なんといっても市内の85%がアメリカの歴史登録財で、町全体が史跡のようなもの。トリップアドバイザーの「アメリカのチャーミングな小さな町トップ10」に入ったこともある。
そんな古きよきアメリカを感じるガリーナで、まずはガリーナの鉄道駅の真ん前にある「オットーズ・プレイス」へ。この駅にはユニオン・パシフィック鉄道が通るが、2016年には全米を網羅するアムトラックも止まるようになるとか。
「オットーズ・プレイス」は、午前7時から午後2時までの朝食とランチにシフトしたレストランで、金・土曜日のみディナーを提供している。出来る限り地元産の食材を使って、ホームメイド、オーガニック、ベジタリアンなどこだわりの朝ご飯を出す、食べ物も雰囲気も心温まる感じのレストランだ。
Otto’s Place(オットーズ・プレイス)
所在地 100 Bouthillier Street, Galena, IL 61036
電話番号 +1-815-776-0240
URL http://www.ottosplace.com/
2015.02.23(月)
文・撮影=小野アムスデン道子