胃袋がふたつ欲しい! 至福のレストラン3軒
マンダリン オリエンタル バルセロナ広報部長のモニカさんに連れて行ってもらったレストランを3軒ご紹介したい。
まずは、マリーナに面した「カル・ピンチョ」。ヨットを望むテラス席が人気のレストラン。生ハムやコロッケ、シーフードの前菜の後は目の前で取り分けてくれる熱々のパエリア! 雰囲気よし、味よしの間違いないレストランだ。私たちがお店に入った13時頃には誰もいなかったのに、14時を過ぎるころには満席に。日本語のメニューもある。
Cal Pinxo(カル・ピンチョ)
所在地 Plaça de Pau Vila, 1, 08039 Barcelona
電話番号 +34-93-221-2211
URL http://www.calpinxo.com/en
2軒目は、ワインテイスティングとランチ、そして帰りには買い物もできる万能選手「ヴィラ・ヴィニテカ」。1階に食料品店とイートインがあり、地下のセラーではワインテイスティングと食事を楽しむことができる。
この日も、またも昼からワイン取材! さまざまな種類のチーズ、生ハム、パン、タパスで、またも幸せなランチとなった。このお店の特徴は、細い路地を挟んで向かいのビルにはバルセロナ随一とも言われる品揃えのワインショップがあること。ワインだけに留まらず、日本酒まで数種類。ワインテイスティングで気に入ったものがあれば、隣のショップで買って帰ることもできる。
右:デミ・ムーア似のソムリエから説明を聞く、マンダリン オリエンタル バルセロナのモニカ。
Vila Viniteca(ヴィラ・ヴィニテカ)
所在地 Agullers 7, 08003 Barcelona
電話番号 +34-90-232-7777
URL http://www.vilaviniteca.es/en/home
最後にご紹介するのは、2014年にオープンしたばかりで、既にバルセロナの観光名所となっている「エル・ナシオナル」。グラシア通りに面したアーチをくぐると入り口がある。1870年にカフェシアターとして造られた2600の平米の建物の中に、4軒のバー、4軒のレストランがあるフードコートだ。肉料理、シーフード料理、タパス、軽食といった具合に分かれている。キャパはなんと、約700席!
右:弾ける笑顔とともに本場のオムレツが届いた!
私たちが食事したのは一番奥にあるタパス専門店。チーズ、イベリコ豚の生ハムに始まり、モニカがオーダーしたタパスはどれも絶品だった。「私は、毎朝パンコントマテとハモンイベリコ(イベリコ豚の生ハム)を食べているの。これがないと1日が始まらないわ!」と、モニカの楽しいおしゃべりも絶好調に。忘れられない夜となったのだった。
右:パンコントマテ。これも定番。粗く割って焼いたバゲットにニンニク、オリーブオイルを付けてあり、そこにトマトをこすりつけてから食べる。生ハムを載せてもおいしい。
El Nacional(エル・ナシオナル)
所在地 Passeig de Gràcia, 24 Bis 08007 Barcelona
電話番号 +34-93-518-5053
URL http://www.elnacionalbcn.com/
2015.06.03(水)
文・撮影=たかせ藍沙