ターキッシュ エアラインズは最高に快適!
ターキッシュ エアラインズは、日本からトルコのイスタンブールまで1日3便(成田から2便、関空から1便)飛んでいる。フライト時間は約12時間半とかなりのロングフライトだ。今回は、往路はコンフォートクラスと呼ばれるプレミアムエコノミー席、復路はビジネスを利用した。コンフォートクラス以上には、空の上で調理や盛りつけをしてくれるシェフ、「フライングシェフ」が乗務している。機内食は次回のレポートのお楽しみとして、今回はシート、そしてラウンジ設備についてご紹介したい。
まずは往路に利用したコンフォートクラスのシート。少し前のビジネスクラス程度のサイズで、プレミアムエコノミーと呼ばずにコンフォートクラスと名付けた理由がよく分かるデザインだ。足を伸ばせるフットレストもあるし、リクライニングも深いのでゆっくり休むことができる。食事も陶器の食器で前菜とメインは別々に運ばれてくるし、「フライングシェフ」もいる。
ロングフライトならこのくらいのシートに身を沈めたい。空港のチェックインカウンターで、空きがあれば、4万円程度でアップグレードすることができるというのも魅力的だ。
復路のビジネスクラスは、文句のつけようがないほど快適だった。ロングフライトでもフルフラットのシートで眠ることで帰国後に疲れを残さずに済むし、マッサージ機能まで付いている。次回レポート予定の食事まわりのサービスも素晴らしかった。
右:夕食後、席を立つとCAさんがベッドを用意してくれる。フルフラットになるのでぐっすり眠ることができる。
そして、イスタンブールのラウンジを使うことができるのもビジネスクラスならでは。ちなみに、ラウンジの利用条件は、乗り継ぎ先のフライトがビジネスクラス以上、または、スターアライアンス加盟航空会社のマイレージプログラムのゴールドカード以上のステイタスを持っているということ。
イスタンブールにあるターキッシュ エアラインズのラウンジは、2014年に拡張され、世界最大規模のラウンジとなった。スカイトラックス社の「ベスト・ビジネスクラスラウンジ・ダイニング」も受賞している。世界三大料理のトルコ料理を中心としたライブクッキングによる様々な料理をはじめ、ライブラリー、シミュレーションゴルフ、マッサージベッド、シャワー、仮眠室などなど、ここで暮らすことができるくらい(笑)、必要なものが全て揃っているのだ。このラウンジを使いたくてターキッシュ エアラインズを選ぶ人もいるとか。あ、それ、私のことだ(笑)。
6月2日公開予定の後篇では、バルセロナの美食、空の上の美食をレポート!
ターキッシュ エアラインズ
URL http://www.turkishairlines.com/en-jp
Column
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大都会から秘境まで、世界中を旅してきた女性トラベルライターたちが、デジカメのメモリーの奥に眠らせたまま未公開だった小ネタをお蔵出し。地球は驚きと笑いに満ちている!
2015.05.05(火)
文・撮影=たかせ藍沙